研究課題/領域番号 |
09556033
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
林学
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研究機関 | 秋田県立大学 (1999-2000) 秋田県立農業短期大学 (1997-1998) |
研究代表者 |
菊地 與志也 秋田県立大学, 木材高度加工研究所, 研究員 (30279517)
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研究分担者 |
真田 幸次 (有)佐々木産業, 研究員
河村 文郎 農林水産省, 森林総合研究所, 研究員
徐 へん 秋田県立大学, 木材高度加工研究所, 研究員
陳 克利 木材加工研究所, 研究員
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
12,100千円 (直接経費: 12,100千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1998年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1997年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
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キーワード | タキソール / バッカチンIII / 10-デアセチルバッカチンIII / イキイ / 超短伐期集約栽培法 / イチイ / 針葉熱水抽出物 / 血圧降下作用 / 挿し木 / 調製法 / 苗木 / タキソ-ル / タキサン化合物 / 高速溶媒抽出法 |
研究概要 |
タキソールは卵巣ガン、肺ガン等に有効な天然物由来の抗ガン剤として大きな期待がされている。タキソールはイチイ属樹木に含まれており、我が国に生育するイチイにも含まれている。タキソールはその有効性により今後、需要が増加すると見込まれているが、その供給量は限られたものとなっている。 そこで、本研究は、我が国の森林資源を活用したタキソールの生産方法の確立に関する研究を行った。 これらの結果により、林業地域において、森林資源を用いてタキソールの生産を行うことは、十分に可能性があり、超短伐期集約栽培法によるイチイ苗木がタキソールの抽出原料として有望であると考えられる。日本に生育するイチイのタキソールの成分特性と抽出原料に適したタキソールの効率的な抽出方法に関して明らかにするとともに、森林資源を活用した林業経営的なタキソールの生産が可能であることを示唆した。
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