研究課題/領域番号 |
09557003
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
豊田 直二 千葉大学, 医学部, 講師 (00188822)
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研究分担者 |
小宮山 政敏 千葉大学, 医学部, 助手 (70175339)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
10,500千円 (直接経費: 10,500千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
1997年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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キーワード | 遺伝子導入 / 心臓 / 電気穿孔法 / 強制発現 / レポータージーン / pGFP / 筋誘導因子 / in situ hybridization / tag / troponin / C-myc |
研究概要 |
電気穿孔法によりDNAをニワトリ胚に導入する試みを続けている。これまでの成果をまとめると、ニワトリ胚にDNAの入っている確率の多い条件は、電気パルスの電圧の高さ、長さ、間隔、回数がそれぞれ25V、50msec、8回の時である。電極は様々な形、材質を検討したが、線状の電極が最適であった。先端が金、露出部分は5mm程度、太さは1mm、電極の間隔は8mmである。57例、生存45、導入確認18であった。成功例の内、特に72時間胚では効率よく、8例中導入されたのは4体であった。導入部分は肢芽、及び腹部であった。この方法により直径約5mm程度の円の範囲で、深さ約2mmの部分にDNAを導入できることは確認できた。しかし心臓には導入できなかった。DNAはpmiwZおよびpGFP系の両プラスミッドで同様に導入することができ、DNAの差は少ないことが分かった。実験に使用した5-20mm程度のニワトリ胚では、なかなか導入部分を限定できなかったがもっと大きな胚、成体には相対的にDNA導入部分は小さくなり、目的の場所に導入できるのではないかと思われる。心臓のように血流のあるところでは磁場が発生するせいのか決定的な成功例は確認できなかった。心臓の外膜に導入できたのが1例あった。今後電気穿孔法による遺伝子導入を継続すると共に、レトロウイルスによるDNA導入も試みて行きたい。
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