研究課題/領域番号 |
09557019
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
佐藤 昇志 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50158937)
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研究分担者 |
羽室 淳爾 味の素, 基礎研究所, 室長
高橋 秀史 札幌医科大学, 医学部, 講師 (40231394)
菊地 浩吉 札幌医科大学, 医学部, 教授 (00045345)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
9,400千円 (直接経費: 9,400千円)
1998年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1997年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
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キーワード | 癌抗原ペプチド / CTL / HLA-A31 / 免疫療法 / 胃癌 / 抗原ペプチド / 癌ワクチン |
研究概要 |
1) ヒト胃印環細胞癌HST-2よりHST-2腫瘍特異的に障害を示すキラーT細胞TcHST-2が認識するHLA-A31拘束性の抗原ペプチドF4.2wild(YSWMDISCWI)を同定した。 2) この抗原ペプチドによるHLA-A31(+)胃癌患者からin vitroでCTL誘導を試みた。その結果、1/3の患者よりCTL誘導を確認できた。 3) このペプチドの分子クローニングをオリゴヌクレオチドプローブを用いて試みた。その結果、その候補となる遺伝子クローニングC98を得た。C98はopen reading frameが537塩基からなる分子量21kDaの蛋白と推定された。しかし、C98の一部にF4.2のN末6ヶのアミノ酸配列YSWMDIはみられたが、7ヶ目からはITICの配列を示していた。F4.2wiIdがintrogenic sequenceを含むものなのか等の検索が進行中である。
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