研究課題/領域番号 |
09557073
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
内分泌・代謝学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
小島 至 群馬大学, 生体調節研究所, 教授 (60143492)
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研究分担者 |
真嶋 浩聡 群馬大学, 生体調節研究所, 助手 (10261869)
柴田 宏 群馬大学, 生体調節研究所, 助教授 (20235584)
張 有青 群馬大学, 生体調節研究所, 助手 (10302499)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
12,300千円 (直接経費: 12,300千円)
1999年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1997年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
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キーワード | 膵β細胞 / 再生 / 幹細胞 / 糖尿病 / インスリン / 膵内分泌細胞 / ランゲルハンス島 / 分化誘導 / 分化誘導因子 / ベータセルリン / 肝細胞増殖因子 / β細胞 / 増殖因子 / 遺伝子 |
研究概要 |
我々は膵共通前駆細胞に類似した性質をもつ膵AR42J細胞を用いて、β細胞の分化に関与する分化誘導因子の研究を行ってきたが、その中でベータセルリンとアクチビンという2種類の因子がβ細胞への分化誘導能をもつことを明らかにしてきた。そこで、まずこれらの因子が実際に膵部分切除後の膵再生の過程でどのように発現するかについて、免疫組織化学法により検討を行った。その結果、アクチビンは膵導管細胞〜内分泌細胞に、またべ一タセルリンは分化した内分泌細胞に発現が認められることが判明した。この結果はこれら因子が膵再生に関与していることを示唆し、さらにこれらの因子を投与することにより膵β細胞の再生を促進することが出来ることを示唆している。そこで90%膵部分切除モデルを用いてこれらの因子が膵再生を促進できるかどうかを検討した。アクチビンの投与はこれまでに検討した限りでは有効な結果を得ることが出来なかった。アクチビン投与によりアポトーシス誘導が見られるからである。一方、ベータセルリンの投与により、膵部分切除後の膵導管細胞の増殖、膵導管細胞内のPDX-1発現細胞の増加が認められ、さらにインスリン含量の増加、膵島面積の増加が認められた。加えて耐糖能も改善し、血中インスリン濃度も増加した。再生への有効性が初めて確認された。
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