研究課題/領域番号 |
09557146
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
加藤 幸夫 広島大学, 歯学部, 教授 (10112062)
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研究分担者 |
岡田 保典 慶応義塾大学, 医学部, 教授 (00115221)
能城 光秀 広島大学, 歯学部, 助教授 (00144858)
河本 健 広島大学, 歯学部, 助手 (50224861)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
12,200千円 (直接経費: 12,200千円)
1999年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1998年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1997年度: 6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
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キーワード | コラーゲン / 接着因子 / 繊維芽細胞 / 軟骨細胞 / RGD / インテグリン / 生体材料 / 線維芽細胞 |
研究概要 |
本研究において、Matrilin1(CMP)が2型コラーゲン存在下でalpha1beta1 integrinと結合することが判明した。(J.BIOL.CHEM.1999)。またRGD-CAPの接着促進活性にもalpha1beta1 integrinが必須であることを証明した(B.B.A.1999)。 さらに私たちは、コラーゲン結合接着因子であるRGD-CAPの活性部位を決定するために、アミノ末端から蛋白を削除した断片およびC-末端から蛋白を削除した断片を数種類作成した。その結果、1)C-末端近傍に存在するRGD配列を持ちない断片でも接着促進活性を80%以上も保持していること、2)分子内に4つ存在するうちの2つ以上の繰り返し配列の存在が接着促進活性に必須であること、3)その繰り返し配列は4つのうちのどれでも2つ以上あれば活性があることを証明した。 現在、日本たばこ産業との共同研究にて、繊維症への治療に役立てるため人RGD-CAPの組み替え型蛋白とその抗体を作成している。 一方、Matrilin1(CMP)とMatrilin3の活性部位を決定するためにウサギ軟骨細胞培養系から両者のcDNA断片をクローニングした。その結果、ウサギMatrilin3のEGF様配列の数が、これまで報告されているマウスのもの(4つの繰り返し)とは異なること(5つある)が明らかになった。
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