研究課題/領域番号 |
09558107
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
実験動物学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
荒木 喜美 熊本大学, 医学部, 助手 (90211705)
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研究分担者 |
鈴木 操 熊本大学, 動物資源開発研究センター, 助教授 (60253720)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
10,800千円 (直接経費: 10,800千円)
1999年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1998年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1997年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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キーワード | Cre / loxシステム / マイクロインジェクション / トランスジェニックマウス / 部位特異的挿入 / Ioxシステム / lox システム / 部位特異的遺伝子導入 / Cre-loxシステム |
研究概要 |
アクチンプロモーター+Iox71配列+ブラストサイジンS耐性遺伝子というコンストラクトを1コピー持つES細胞からマウスラインを樹立し、ホモ化を行った。そのホモのオスに。過排卵をかけたメスマウスを掛け合わせ、採卵を行い、その前核にlox66+NLSLacZ+MC1neo+pBSというプラスミドとCreの発現ベクターであるpCAGGS-Creを同時にマイクロインジェクションした。このtarget plasmidがlox71の部位に挿入されると、NLS-LacZ遺伝子がCAGプロモーターの下流にくるため、X-gal染色で青染される。マイクロインジェクション後、受精卵を仮親の卵管に移植し、12日後に胎児を取り出し、X-gal染色を行うと同時に、その胎盤からDNAを抽出し、transgeneの有無や、標的導入の有無をPCRで確認した。さまざまにinjectionの条件を変え、およそ3500個もの受精卵にマイクロインジェクションを行った。transgeneを持っていた486の胚のうちX-Gal染色されたのは5つで、挿入効率はおよそ1%であった。これらのX-Gal染色陽性胚では、いずれもgenomic DNAの解析でも標的導入が確認された。この数字は、実用化には低いので、更なるシステムの改良を行い、挿入効率の上昇を目指..してい<予定である。 また、プロモーター資源として、いろいろな発現パターンを示すlox配列を持つトランスジェニックマウスの作出を行った。そのためには、各種プロモーターでトランスジェニックマウスを作出する方法もあったが、ひとつのコンストラクトでも多くのラインを作らねばならず、効率が悪い。そこで、遺伝子トラップ法により内在性のプロモーターを利用する方法でマウスラインの確立を行った。現在までに17ラインを樹立し、発現パ.ターンによる分類を行っている。
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