研究課題/領域番号 |
09610017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
大島 晃 上智大学, 文学部, 教授 (00114413)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 井上哲次郎 / 東洋哲学史 / 日本陽明学派之哲学 / 日本古学派之哲学 / 日本朱子学派之哲学 / 日本倫理彙編 / 蟹江義丸 / 東沢瀉 / 東洋哲学 / 日本陽明学 / 三島中洲 / 東敬堂 / 日本陽明、学派之哲学 / 日本倫理集編 / 井上哲治郎 / 雑誌『陽明学』 / 国民道徳 / 宗教観 |
研究概要 |
1 明治期の「東洋哲学史」研究を代表するものとして、井上哲次郎(1855〜1944)の「東洋哲学史」研究の歩みとその学的背景・特質を明らかにすることを目指した。とくに次の諸点に注目して検討を加えることによって、従来研究の乏しかった面を明らかにした。 (1)6年間のドイツ留学と「東洋哲学史」研究の関係について。 (2)『日本陽明学派之哲学』(明治33年)『日本古学派之哲学』(明治35年)『日本朱子学派之哲学」(明治39年)の刊行について。とくに第一作の『日本陽明学派之哲学』の学的性格とその教学的側面について。 (3)在野の陽明学関係雑誌『王学雑誌』『陽明学』との関わりについて。 (4)蟹江義丸と共編『日本倫理彙編』(明治35年)について。 2 井上哲次郎の陽明学研究とその学的立場を明らかにするために、幕末から明治期の陽明学徒の三島毅(中洲、1830〜1919)と東正純(沢瀉、1832〜1891)・東敬治(正堂、1869〜1935)父子の学的歩みと特質とを対比して、検討を試みた。これに通じて、明治期の儒学あるいは陽明学が、「東洋哲学史」研究とどのようなつながりをもって展開して行くのか、その有り様を捉えようと試みた。 なお、成果の一部は雑誌論文としてすでに公表したが、多くは口頭発表で行なったので、今後、順次に雑誌論文として公表していく予定である。
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