研究課題/領域番号 |
09610215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 大正大学 |
研究代表者 |
宮埼 牧子 (宮崎 牧子) 大正大学, 人間学部・人間福祉学科, 専任講師 (40257738)
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研究分担者 |
野口 典子 中部学院大学, 人間福祉学部, 教授 (10142647)
巻田 ふき 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教授 (90219303)
佐藤 嘉夫 岩手県立大学, 社会福祉学部, 教授 (20073033)
安岡 芙美子 (安岡 笑美子) 会津大学短期大学部, 社会福祉学科, 助教授 (50310181)
松木 美佐子 東海大学, 健康科学部, 専任講師
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | ロングタームケア / サービスの統合 / 実践指針 / コミュニティ・ライフ / 統合的教育プログラム / 高齢者 / 統合 / 実践プログラム / 高齢者ケア / ロングタ-ムケア / 介護施設 / 統合化 |
研究概要 |
高齢者のロングタームケアの核心は、「ロングターム」生活をいかなる場合にも基軸とすることである。具体的には、コミュニティの脈絡の中における家族生活の維持・確保ということである。しかるに、高齢者のケアは、コミュニティの諸条件よりも、家族と福祉サービスの如何に左右されることが多い。その意味では、コミュニティ・ライフの全体性、総合性に対応した、ロングタームケアの統合的実践は、先ず何よりも、地域=家庭での生活をできるだけ可能にするような家族生活の維持条件の改善と福祉サービスの充実が、先行無ければならないことが明らかになった。しかしその後に考慮されるべきケアの「統合」は、理念的にはじゅうぶんかのうであるが「実践的」には、サービスの提供主体の多様化、多元化と統合すべきサービスのプロバイダー(担い手)の専門性の分化における統合的教育プログラムの作成であることがわかったが、それは充分には展開できなかった。 一方、インスティチューショナル・ケアにおける「統合」は、その対応すべき施設内における高齢者の生活は、コミュニティライフに比べて、断片的でありかつ定型である。その場合には、むしろ定型的生活に対した、その具体的なプログラムの開発をイギリスにおける高齢者福祉サービスの指針づくりを参考に「老人ホームにおけるケアの実践指針」としてまとめることができた。
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