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新しい学校建築における学習環境の効果に関する教育経営的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09610235
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関福島大学

研究代表者

森田 道雄  福島大学, 教育学部, 教授 (40109236)

研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード学校改善 / 教科教室型校舎 / 生徒の意識 / 学習環境 / 教育経営 / オープンスペース校舎 / モジュラースケジューリング / 学校での生徒の居場所感覚 / 親の教育に対る意識 / 学習環境と生徒意識調査 / 学校での居場所 / 学校目標と学校経営 / 三春町の中学校改革 / 卯の里小学校 / 池田小学校 / 教育行政と学校建築の接点 / アンケート実施(未集計)
研究概要

本研究では、新しい学校建築の実例視察を織り交ぜながら、勤務地に近くしかも全国的にも注目を集めている三春町の「教科教室型校舎(教科センター方式ともいう)」に焦点化し、そこでの斬新な学校づくりの過程を参観を通してリアルタイムでフォローしてきた。98年と99年、2回教科教室型校舎の生徒対象に意識調査を実施し、三春町の学校の新しい学習環境に特有の一定の傾向を分析し、この建築と新しい教育方針の成果であると確認したことをふまえ、以下の3点で成果を得るべく研究を進めた。
1,三春町の学校づくりのヒントにもなっているアメリカのウイスコンシン州立大学オークレア校名誉教授ジョイアル氏に本研究のレビューを求め、有益な助言を得た。またオークレア学区訪問の際、小中高校にも視察に訪れ、校長・教員からも取材をおこなった。
2,三春町の中学校改革のもう一つの柱であるモジュラー・スケジュリングという教育改善の仕組みやその実施状況について、資料収集と取材等をおこない、その建築面からの関連を含めて検証を進めた。
3,三春町の親の子育てと学校への意識調査をとおして、こうした新しい「学校づくり」に対する関心を間接的な質問法によって把握を試みた。およそ1000通余の調査票が返ってきており、教科教室型校舎、オープンスペース校舎を代表して岩江地区の小中学校と、三春町の「中心」校の小学校、比較のための一般的な小学校の4校の親を対象に行った。実施が怪我等のアクシデントによって遅れ、3月時点では集計中で完了していないので、結果はこのあと大学の研究紀要に掲載するが、それ以外の成果については報告書を作成した。
4,研究成果の公表に関しては、年度途中ではあったが対象校の教員との打ち合わせにも必要だったので以前にとりまとめた研究物を合冊複製して活用し、また最終年度においてはこの間実施した生徒アンケートの結果をまとめて報告書を作成した。

報告書

(4件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 森田道雄: "教科教室型校舎の学校経営に関する事例研究(3)"福島大学教育実践研究紀要. 36号. 123-128 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 森田道雄: "教科教室型校舎の学校経営に関する事例研究(4)"福島大学教育実践研究紀要. 36号. 129-135 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 森田 道雄: "教科教室型校舎の中学校での生徒の意識調査" 福島大学「教育実践研究紀要」. 35号別冊. p1-6 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 森田 道雄: "教科教室型校舎の学級経営に関する事例研究(3)" 福島大学「教育実践研究紀要」. 36号. p1-8 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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