研究課題/領域番号 |
09610299
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 倉敷市立短期大学 |
研究代表者 |
平山 諭 倉敷市立短期大学, 保育学科, 教授 (50173266)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | LD児 / 学習障害児 / 環境対話法 / 環境対話教育 / 思春期 / ADHD |
研究概要 |
主なキャンププログラムとして、(1)思春期プログラム(2)グループワーク(3)認知・言語(4)ユーリズミックスを設定し、下記のような教育法の観点(一例)が見い出されました。 (1)他人やシステムに合わせることがさらに苦手になるが、大人側の強い指示や過干渉を止めれば、合わせることも可能になる場合がある。 (2)衝動的行為がみられる場合は、注意や説教よりも、触感やお世話による母性的対応が効果的であること。 (3)いわれてもすぐに課題を始めない場合、課題をはじめる前に課題の内容や所要時間などを知らせて心構えをつくったり、簡単な知識テストやクイズなどで問題意識をもたせるなどのウォーミングアップすると効果的であること。 (4)説明されたとおりに作業ができない場合、手順・順番を書いた流れ図(フローチャート)を見せたり、複雑な課題はいくつかのまとまりにして、まとまりごとに提示すると効果的。課題の一部分をやり忘れている場合、あるいは達成できなかった場合、子どもの能力からみて後でできるようになればよいことは気にしないこと。 (5)強く、多様な刺激が増える時期であり、理解、注意、記憶、知覚の問題が起きにくい環境を調整(環境のコントロール)すると効果的。
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