研究課題/領域番号 |
09610303
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
佐々木 毅 国立教育研究所, 国際研究協力部, 室長 (90099804)
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研究分担者 |
沖 清豪 国立教育研究所, 教育経営研究部, 研究員 (70267433)
新井 浅浩 文理情報短期大学, 講師 (80269357)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 初等・中等教育 / 青少年教育 / 学校外施設 / カリキュラム / ナショナル・カリキュラム / 人格的・社会的発達(PSD) / 宗教と教育 / ユース・サービス / 人格的・社会的教育 / ユ-ス・サービス |
研究概要 |
イギリスの青少年は、早まりつつある肉体的成熟と逆に遅くなってきている社会的独立、従来よりも流動的になった家族関係、失業の不安などの条件の中で、心身の健康の悪化、市民性の低下、資格取得の増大などの傾向を見せている。これらの問題に応える施策として教育水準の向上、生涯学習、市民性の教育、機会の平等の実現が推進されている。初等・中等教育と並んで存在する学校外の教育であるユース・サービスは従来から特に人格的・社会的な発達(PSD)にかかわってきたので、学校教育を補いつつ青少年の問題解決に大きな役割を果たすことが期待されている。 PSDは青少年の人生の経験の総体に関係するものであり、したがって学校教育の範囲内に限定されるものではない。PSDをめざす教育(PSE)は学校教育の全体と、特定教科としてのPSEの両方を通じて推進されている。しかしPSEの範囲が広いのに対して時間数は限られており、その点でユース・サービスに期待する側面が大きくなる。学校教育とユース・サービスのカリキュラムには共通する面が大きいが、両者の仕事の適切な分担も必要である。 地方教育行政と学校外教育としてのユース・サービスの関係は地方財政の悪化の中で多くの困難を抱えてきている。外部資本への依存が高まってきているが、これも問題が多い。 ユース・サービスの諸団体の中では、青少年、特にさまざまな不利益を背負い、あるいは不満を抱いている層に対してカウンセリングなどの専門的なサービスを行う団体が勢力を拡大している。サービス全体として学校教育における薬物教育、環境教育などへの援助を含め、青少年が直面する困難の解決を目指す支援活動が盛んになってきている。青少年の直面する困難が複雑化しているなかで初等・中等教育と学校外教育としてのユース・サービスとの連携が重要性をましている。
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