研究課題/領域番号 |
09610308
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 大阪府教育センター |
研究代表者 |
本郷 雅昭 (1998) 大阪府教育センター, 教育企画部・養護教育室, 研究員兼指導主事 (70300986)
長谷川 雅幸 (1997) 大阪府教育センター, 教育企画部・養護教育室, 研究員兼指導主事 (90291195)
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研究分担者 |
加藤 圭子 大阪府教育センター, 教育企画部・養護教育室, 研究員兼指導主事 (20311459)
水口 泰司 大阪府教育センター, 教育企画部・養護教育室, 研究員兼指導主事 (80291194)
谷口 恵司郎 大阪府教育センター, 教育企画部・養護教育室, 研究員兼指導主事 (20270738)
本郷 雅昭 大阪府教育センター, 教育企画部・養護教育室, 研究員兼指導主事 (70300986)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 学習障害 / 学習レディネス / 教材・教具 / データベース / インターネット / 国語科 / 算数科 / プリント教材 / 教材 / 国語 / 算数 |
研究概要 |
1 児童生徒の実態把握のための工夫を行い、子どもの様子を知るための記録カードと学習の様子を知るための記録カードを作成し、実態把握の簡素化を図った。 2 国語・算数教材を通じて、学習に困難を示す児童生徒の指導事例を検討しながら、学習レディネス技能についての分析と考察を行った。 (1) 国語・算数の10教材について、学習レディネス技能と具体的な活動内容との関係を明らかにし、指導上の配慮事項についての着眼点を示すことができた。 (2) 教材のつまずき点と改善のための指導プログラム例を示し、指導の展開経路図を提示することで、より効果的な教材の活用を図れるようにした。 3 基礎学力を「読み・書き・数」として捉え、学習障害児等の学習のつまずきには、基礎学力を支える基盤として学習レディネス技能が関与していると考え、基礎学力と学習レディネス技能との関係図(試案)を作成した結果、その関係が明らかになった。 4 教材・教具をデータベース化し、インターネットの利用を通じて、学習障害児等への支援のためにより広く活用できるようにした。今後もインターネットの活用を一層図っていく必要がある。 5 今後の研究として、プリント教材の活用を通じて、学習障害児等のより具体的な指導事例の中から、学習のつまずきを実証的に分析し、それをもとに個別指導計画の具体的なモデルの作成へと展開していく必要がある。
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