• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

小笠原父島における異言語および異文化接触・移入による同化過程と社会的背景

研究課題

研究課題/領域番号 09610315
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 文化人類学(含民族学・民俗学)
研究機関大阪大学

研究代表者

津田 葵  大阪大学, 言語文化研究科, 教授 (30069132)

研究分担者 津田 葵  大阪大学, 言語文化研究科, 教授 (30069132)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードエスニシティ / 多言語接触 / 文化変容 / 多文化主義 / 言語変種 / 多言語併用 / 多言語社会 / 同化政策 / 言語接触 / 言語政策 / 異文化接触 / コード・スイチッング / 文化変客 / 異文化間コミュニケーション / コード・スイッチング / コードスウィンチング
研究概要

小笠原父島における新しい文化との接触、移入によるプロセス、同化のプロセスの実態とその要因の解明に向けて文献調査、聞きとり調査を中心に研究を進めた。特に、本年度は平成9年度から3年計画で始めた最終年度であるので、過去2年間にわたっての研究から明らかになった基礎的データの整理とより精密な分析、その妥当性をチェックするための実地調査に主力を注いだ。
1.異なったエスニシティとの出会い
異なった土地からやってきた最初の定住者達、ペリーの来航、日本人の最初の移住者の入植、開拓開始、太平洋戦争勃発、本土への強制疎開、米軍による統治、欧米系島民の帰島、返還、返還後の復興といったなかでの欧米系島民、旧島民、新島民による社会形成の様相、アイデンティティの問題、同化主義の特徴
2.言語接触と言語文化
共通語、母語を異にしている人々の間での伝達、米軍統治下での言語生活、返還後の言語教育、異なった世代、エスニック集団における言語使用の特徴、多言語接触によって生じる言語生活の実態の解明
3.島に伝わる民謡
南洋諸島から伝来されたと思われるもの、最初の日本人移住者の出身地である八丈島からのもの、小笠原独自のもの、歌詞の意味が不明でルーツも不明なもの
4.衣・食・住の生活文化
異文化接触による影響と父島独自の生活文化の創造とそのプロセス
5.伝統的年中行事:島に伝わる年中行事、それぞれの行事の起源、社会的意味と意義

報告書

(4件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 津田葵: "“今、なぜ小笠原?社会言語学的観点からみた小笠原研究の意味することとその研究の意義"" 『日本語研究センター報告』. Vol.6. 5-20 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 津田 葵: "小笠原における多言語・多文化接触:異なった民族の来島と定住のプロセス" 日本語研究センター報告:特集-小笠原の言語文化. 6号(未定). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi