• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

小人数での辞書編纂のための支援システムの研究-日本・ブルガリア語の活用・学習事典編纂を例にして-

研究課題

研究課題/領域番号 09610536
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 言語学・音声学
研究機関香川大学

研究代表者

本田 道夫  香川大学, 経済学部, 教授 (70109148)

研究分担者 山田 勇  香川大学, 経済学部, 教授 (90036020)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード辞書編纂支援システム / ブルガリア語 / 満州語 / パーソナルコンピュータ
研究概要

まず,ブルガリア語・日本語辞書のための見出し語とすべき単語候補の洗い出し,それらの単語が用いられている例文や整書情報などの資料の収集を行った。そして,それらを用いての実際の辞書編纂を進めながら,編纂手順を検討し,手順に対応したデータファイルの形式の決定と複数のユーティリティプログラムを開発し,それらの集まりとしての辞書編纂支援システムを開発した。この支援システムの開発は,大きく次の3つの部分に分けて並行して進められた。
(a)キーボードから対象とする文字を入力し表示するエディタとしての部分
(b)辞書のための,見出し語一覧,整書情報,例文などの個々のデータを互いに関連あるものをまとめながら辞書内容として整理することを支援する部分
(c)編纂された辞書内容を高品質で印刷することを支援する部分
(a)の部分は既に本科研での研究開始以前に一応開発されていたものではあるか,本科研中にもさらなる機能追加を行った。
(c)では,高品位の文書作成・印刷システムとして定評のあるフリーウエアのTeXシステムを最終段階で利用することとし,(b)で作成された辞書データをTeX用に変換するためのユーティリティプログラムとマクロを開発した。
(b)は辞書編纂作業に最も密接に関係した部分であるが,この開発過程で,コンピュータを利用しての辞書編纂支援システムでのいくつかの有用性が示せ,ブルガリア語・日本語辞書もまもなく完成する予定である。
なお,作成したシステムは複数のユーティリティプログラムからなるものであり,また,文字コードも独特のものであるため,そのままでは汎用性のあるものではない。しかし,本研究での手順,ユーティリティプログラムのアルゴリズムなどは他の言語を対象として,小人数で辞書を編纂する場合も有効なものと考えている。

報告書

(4件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 本田道夫: "日本語・満州語の辞書作成のための補助システム"香川大学 経済論叢. 第71巻第3号. 151-164 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 本田道夫: "日本語・満州語の辞書作成のための補助システム"香川大学 経済論叢. 第71巻 第3号. 151-164 (1998)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 本田道夫: "日本語・満州語の辞書作成のためのシステム(2)" 香川大学経済論叢. (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi