研究課題/領域番号 |
09630119
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
林 昇一 (林 しょう一) (1998-1999) 中央大学, 総合政策学部, 教授 (80064103)
高柳 暁 (1997) 中央大学, 総合政策学部, 教授 (70055094)
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研究分担者 |
高橋 宏幸 (高橋 広幸) 中央大学, 経済学部, 教授 (70104718)
TAKAYANAGI Satoru
林 昇一 中央大学, 総合政策学部, 教授 (80064103)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1999年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1998年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 多国籍企業 / グローバル戦略 / 多角化と事業部制 / 機械工業 / 地域経済 / 下請系列企業の構造 / 下請系列企業 / 元方 / 事業特性 / 企業行動の制約要因 / 低成長事業 / 事業範疇 / シルバー・ビジネス / 新規事業 / 既存事業 / 下請関係 / 国際競争力 |
研究概要 |
本調査研究は、3年を費して、上記テーマに従って、つぎの3つの個別研究領域を設定して、詳細な分析と考察をおこなった。(1)多国籍企業のグローバル戦略研究、(2)多角化と事業部制組織の戦略研究、(3)親会社と下請系列企業との関係研究、の3領域である。(1)については、グローバル経済の進展とともに、従来型下請経裂生徒と構造は、日本企業の国際的競争優位の源泉として有効性を失いつつあり、新たな系列(グループ)関係を情報技術を軸に再編し、より知識集約型のパートナーシップ型に移行させていくべきことが判明した。(2)においては、ドイツの先行研究によりながら、中国市場進出を図る日立製作所、トヨタ自動車の事例を中心として調査研究を進め、国際化の進展度、事業特性、地域特性などが持ち株会社導入にあたって重要なファクターとなりうることを明らかにした。(3)においては、従来の下請系列構造の限界を認識し、その上で、情報化、グローバル化の進展の下での新たな下請企業と新企業の動的な関係の形成にむけた理論研究の必要性を指摘した。
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