研究課題/領域番号 |
09640031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代数学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
清水 勇二 京大, 理学(系)研究科, 講師 (80187468)
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研究分担者 |
前野 俊昭 京都大学, 大学院理学研究科, 助手 (60291423)
小林 正典 東京工業大学, 理学部, 助手 (60234845)
齋藤 政彦 (斉藤 政彦) 神戸大学, 理学部, 教授 (80183044)
上野 健爾 京都大学, 大学院理学研究科, 教授 (40011655)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 超弦理論 / 弦双対性 / 共形場理論 / グロモフ・ウイッテン不変量 / カラビ・ヤウ多様体 / ミラー対称性 / 量子コホモロジー / 代数的可積分系 / グロモフ・ウィッテン不変量 |
研究概要 |
清水は、弦双対性に現れる代数的可積分系の中で2次元共形場理論と関わるHitchin系に備わるシンプレクティック構造を調べた。また、上野と共に4次元共形場理論(アーベル的模型)のWittenによる模型に登場するトーラスを複素構造、Riemann形式の厳密な構成をした。斎藤は、Painleve方程式を変形理論の立場から捉え直した。また、細野忍、高橋篤史と共同で、有理曲線の数え上げに関するGopakumar-Vafaの予想を有理楕円曲面の場合に確認した。小林は、シンプレクティックな回転の応用としてK3曲面の超越格子の分解と特殊ラグランジュ的なT@@S12@@E1ファイバー構造との関係やシンプレクティック複素4次元多様体の特異点に関する結果を得た。前野は、量子コホモロジー環の変形との関連でCoxeter群の量子不変多項式を研究した。 1998年5月には、清水が八ヶ岳泉郷で「弦理論に関するワークショップ」を開き、タイプIIA理論とヘテロ理論の双対性のハイパーマルチプレット・モジュライに関する進展及びヤコビ形式の応用、位相的Yang-Mills理論の応用(E-string)、CFT/AdS対応の進展等のテーマについてサーベイ、討議等を行った。 1998年12月には、清水が松尾泰(東大理)と共同で関西セミナーハウスに於て「弦理論に関するKSHワークショップ」を開き、主に物理学者向けのFourier-Mukai変換、楕円曲面とMordell-Weil格子、点のHilbertスキーム等に関する入門的講義と、タイプIIA理論とヘテロ理論の双対性の幾何学的対応、グロモフ・ウィッテン不変量とヤコビ形式、ブラックホールと代数曲線の数え上げ等について講演、討議等を行った。
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