研究課題/領域番号 |
09640192
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解析学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
宇佐美 広介 広島大学, 総合科学部, 助教授 (90192509)
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研究分担者 |
内藤 雄基 神戸大学, 工学部, 助教授 (10231458)
中山 裕道 広島大学, 総合科学部, 助教授 (30227970)
柴田 徹太郎 広島大学, 総合科学部, 助教授 (90216010)
内藤 学 愛媛大学, 理学部, 教授 (00106791)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 楕円型方程式 / 退化ラプラス作用素 / リウヴィル型定理 / スツルム-リウヴィル系 / 振動 / 固有値問題 / 解の対称性 / 楕円型方程式系 / 非線形楕円型方程式 / リューヴィユ型定理 / 非線形固有値問題 |
研究概要 |
1. 楕円型方程式の解の振動問題: 退化ラプラシアンを主要項に持つ2階準線形楕円型方程式の解が全て振動的であるための有効な十分条件を得た。方法は、比較定理と方程式に付随した常微分不等式の漸近解析の組合せである。また、1次元のときには一般化されたプリューファ変換を用いることにより解の零点の個数の変化に関する有益な情報も得ることができた。 2. リウヴィル型の定理・外部境界値問題の正値解の非存在性: 退化ラブラシアンや(一般化された)平均曲率型の主要項を持つ方程式や不等式に対してリウヴィル型の定理を得ることができた。それるは古典的なリウヴィルの定理の自然な拡張を与えている。 3. 楕円型方程式の解の対称性: いわゆるmoving plane method や moving sphere method を用いて半線形方程式の正値解の対称性を示した。この結果は放物型方程式の自己相似解に対する有益な情報をも与えてくれる。 4. 2つの固有値を持つ固有値問題について: おもにラプラシアンを主要項とする半線形2階スツルム-リウヴィル系の固有値問題を考察した。固有値の存在、固有値・固有関数の漸近公式を導いた。 5. 楕円型方程式系の解の漸近挙動:ラプラシアンを主要項とする半線形2階方程式系を考察した。正値解の非存在定理、リウヴィル型の定理、更に、全ての解が振動的であるための十分条件を確立することができた。
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