研究課題/領域番号 |
09640309
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
林野 友紀 東北大学, 大学院・理学研究科, 助手 (10167596)
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研究分担者 |
高遠 徳尚 国立天文台, 光学赤外線天文学・観測システム研究系, 助手 (50261152)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 広視野サーベイ / クェーサー輝線 / 高赤方偏移銀河 / 狭帯域フィルターシステム / 中帯域フィルター / 低分散撮像分光 / 木曽シュミット望遠鏡 / すばる狭帯域フィルターサーベイ / クェーサー / サーベイ / 中・狭帯域フィルター / 低分散分光 / ラインマンアルファ銀河 / 高赤方偏移 / 広域サーベイ / 中狭帯域フィルター / 原始銀河 / 狭帯域フィルター / 輝線スペクトル / 観測的宇宙論 |
研究概要 |
木曾シュミット望遠鏡の広視野(50文角×50文角)2Kccdカメラにおいて、本課題で購入した狭帯域(NB)・中帯域(MB)フィルターシステムを用いて撮像観測を行ない、低分散分光サーベイを行なってきた。 平成9年度はNB(BW【approximately equal】200Å、CW=4300〜5550Å)9バンドを中心にクェーサー(QSO)輝線サーベイを行ない、V<20.6等級の約5,000天体の中から、赤方偏移z=2.4〜3.6のQSO候補7個を見出した。平成10、11年度は、長波長測に設定したMB(BW【approximately equal】450Å、CW=5750〜7950Å)6個の天体のR(波長分解能)【approximately equal】15分光データから、z【approximately equal】4銀河候補を10個見出した。 これらのhigh z 銀河候補は、スペクトルの長波長側がフラットで、6200ないし6610 Aバンドの短波長側が約1等級暗くなっており、更にBバンドが非常に暗いという特徴を備えるもので、z>4の星生成の活発な若い銀河に特有のスペクトルである。 なお、木曾で行なった本課題のNB/MBフィルターサーベイの経験は、すばる望遠鏡主焦点用R23フィルターシステムの設計製作に反映されており、更に今後のすばるNBサーベイ観測・解析においてもその経験を活かすことが期待される。
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