研究課題/領域番号 |
09640475
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理学一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
森岡 弓男 筑波大学, 物理学系, 助教授 (40015805)
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研究分担者 |
早石 達司 筑波大学, 物理工学系, 助教授 (50015757)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2000年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 大気分子 / 光電子 / しきい電子 / ポテンシロル / 振動スペクトル / 希ガス分子 / EEKE / ポテンシャル / ZEKE |
研究概要 |
1. はじめに この研究では、人間にもっとも関係深いN_2とO_2分子のイオンの基底状態や励起状態の振動準位の完全な測定を目指していた。分解能が改良されれば、回転準位についての情報も得ようとしていた。また、大気中に微量ながら存在する、H_2OやCO_2などの測定も目標の1つであった。 2. しきい光電子エネルギー分析装置の制作 3. N_2及びO_2のしきい光電子スペクトルの測定 高エネルギー加速器研究機構にあるシンクロトロン放射光を光源として、本研究で購入した、しきい光電子エネルギー分析器を用いて、N_2及びO_2について測定を行った。測定された全てのイオン状態は、これまで行われてきた研究と違って、非常に高い振動準位まで観測された。昨年度から新しく用いるようになったパルス電場法を用いて、N_2イオンの励起状態の回転準位も観測された。 3. 希ガス分子のしきい光電子スペクトルの測定。 しきい光電子とイオンの同時計測のテストとして、希ガスの異核クラスターのしきい光電子スペクトルが測定された。その結果ArKrイオンの振動スペクトルについて解析の結果、新しい状態が見つけられた。またArXe、KrXeについても測定され、これらの分子のイオン化エネルギーが正確に求められた。 4. H_2Oについたは、観測に失敗したが、CO_2については、ある程度の成果が得られた。 5. N_2及びOの_2しきい光電子スペクトルについて国際学会誌に掲載する。
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