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回転円柱面上の薄層水流に発生する波の研究

研究課題

研究課題/領域番号 09650190
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 流体工学
研究機関鳥取大学

研究代表者

吉野 章男  鳥取大学, 工学部, 教授 (60032017)

研究分担者 岩田 博  鳥取大学, 工学部, 助手 (60108793)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワード回転円柱 / 薄層水流 / 自由表面 / 安定性 / 円柱面 / 波 / ストリップ連鋳法 / 水面波 / 微小振幅波 / 測定
研究概要

ストリップ連鋳法による薄版の製造においては,自由表面に発生する波は製品の湾曲,ヒビ割れなどに関係するため,その発生は極力抑えねばならない.
溶湯と水は凝固点が全く異なるが,過去の計算及び実験により,薄層流の速度境界層,温度境界層ともきわめて薄く,自由表面に発生する波は,ポテンシャル流の領域での現象であることが分かった.そのため,研究は先ず,円柱面上の薄層水流で行った.
本水面の不安定現象は外力型不安定性によるもので,水面の曲率半径,水塊の角位置,水の密度,表面張力,速度,重力の加速度などが関係する主要なファクターである.簡単な近似を行なうことにより,水面が不安定にならない水面波の波長と角位置の関係が得られた.
一方で,円柱面上の薄層水流の実験により,波の波長と不安定化する角位置の関係を求めた.波高が100分の1mmのオーダーの波の測定は困難をきわめたが,結果として,かなり精度のよい測定ができた.
これらの理論計算結果と実験値を比較した結果,両者はよく一致した.

報告書

(3件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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