| 研究課題/領域番号 |
09650369
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
電子・電気材料工学
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| 研究機関 | 金沢工業大学 |
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研究代表者 |
山口 尚 金沢工業大学, 工学部, 教授 (80064476)
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| 研究分担者 |
奥村 善久 金沢工業大学, 工学部, 教授 (30139745)
水澤 丕雄 金沢工業大学, 工学部, 教授 (20199996)
林 孝広 金沢工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (90241223)
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| 研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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| 研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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| 配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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| キーワード | 電磁シールド / シールド効果 / シールド材 / 近傍界シールド効果 / 遠方界シールド効果 / シールド効果測定法 |
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| 研究概要 |
本研究で得られたおもな成果は以下のとおりである。
1.電磁シールド効果値(SE値)の統一的な表示法に関して次のように提案した。遠方から到来する平面電磁波に対する平板状無限広さのシールド材のSE値(遠方界SE値)は材質と厚さおよび電磁波の周波数と入射角によって決まり、波源の種類や観測点の位置に無関係である。一方、シールド材近傍に波源が存在する場合のSE値は電界と磁界とでは異なり、波源の種類や配置や位置,およびシールド材の面積や形状にも関連して変化する。よって、SE値の評価基準は無限広さの平板に対する平面波垂直入射時の遠方界SE値とすることが妥当である。
2.遠方界SE値の測定には広い空間を必要とする。測定空間の縮小化のために、まず、無限広さのシールド平板の近傍に波源を配置した場合の近傍界SE値を求めるための近似理論式を導出し、遠方界SE値との換算関係を明らかにした。次に、シールド平板の小型化のために理論解析をもとにした数値解析により予測し、電波暗室などにおける測定・実験により検証した。その結果、測定系は波源と受信点の間隔が1m以内で、数十cm半径の円形平板状シールド材(試料)からなる約1m^3の空間に収めることができることを明らかにした。これにより、小型試料による近傍界SE値の測定値から遠方界SE値を換算できる見込みとなった。
3.電波暗室などを必要としない小型測定装置への取り組みの一環として、波源と円形平板状シールド材(試料)および受信用検出素子を金属円筒内部に組み込んだ小型測定装置を想定した場合における近傍界SE値の近似理論式および遠方界SE値との換算近似理論式を導出した。
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