研究課題/領域番号 |
09650428
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報通信工学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
寺島 信義 早稲田大学, 国際情報通信研究センター, 教授 (90287996)
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研究分担者 |
津田 伸生 金沢工大, 情報工学科, 教授 (10298185)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | インターネット / 仮想教室 / バーチャルリアリテイ / 知的符号化 / 3Dコンテンツ / 3D画像 / 遠隔教育システム / 2D画像 / バーチャルクラス / 仮想教室システム / 自律分数システム / 手振り / 仮想物体 / アバタ- / 仮想空間 / 共働環境 / 認識技術 / CSCW / 並列処理 / 3次元画像処理 |
研究概要 |
お互いに離れた場所にいる先生や学生が通信回線を利用して行う遠隔教育システムの実現に関する研究を行った。具体的にはVR(バーチャルリアリテイ)技術を利用し、通信回線で接続された仮想空間に仮想教室(バーチャルクラスという)を構築して、この中に先生や学生がアバターという形態で参集して、3Dコンテンツを利用した授業を行ったり、3Dコンテンツの操作などによる共同実験を行うことが出来るシステムを実現した。得られた知見は以下の通りである。 1.インターネットで接続して3Dコンテンツなどの導入や操作を自由自在に行うことができる仮想教室システムを構築した。 2.インターネットという細い回線でも3Dコンテンツの操作を通信回線で接続された地点から自由に行うことが出来る知的符号化技術を開発した。 3.3Dオブジェクトを容易に入力できる3Dオブジェクト入力技術を開発した。オブジェクトを正面や側面など種々の角度から2D画像を撮影しておき、観察者の視点に応じた画像を表示することで3D画像を種々の視点から見ているのと同じ感覚を与えることができる技術を開発した。 4.アバターの顔に実在の人間の顔を貼り付け、臨場感のある会議環境を構築した。 5.先生や学生の動きをアバターの動きに反映するためのモーションキャップチャーやアバターの動きに反映する技術を開発した。
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