研究課題/領域番号 |
09650682
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 東京工芸大学 |
研究代表者 |
大野 隆司 東京工芸大学, 工学部, 教授 (20103161)
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研究分担者 |
高橋 暁 建設省建築研究所, 第1研究部, 主任研究員
角田 誠 東京都立大学, 大学院・工学研究料, 助手 (10180035)
長谷川 直司 建設省建築研究所, 第2研究部, 室長
小松 幸夫 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10133092)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 標準詳細図 / 標準構法 / 民間設計組織 / 公的設計組織 / 官庁営繕部 / 実施図面 |
研究概要 |
予備調査を含め、本研究は大きく4つの内容からなっている。 1. 本研究の予備調査として粗織的な設計主体に対して、標準構法の保有状況や管理形態、利用状況などに関して、アンケート調査を実施し、115組織から回答を得た。 2. 設計主体12組織について、標準構法の選定理由や使用形態、管理体制、組織内における標準構法の位置づけ、などに関するヒアリング調査,ならびに、標準的に用いられている構法をまとめた資料の構成や編集内容の比較・分析、を実施した。その成果については1.を含め日本建築学会技術報告集に掲載・公表している。 3. 全国の建設省地方建設局および地方自治体から庁舎関係の実施図面を、大手民間設計組織2社より事務所ビルの実施図面を借用し、標準図などと照合することによって、標準構法の使用傾向をある程度把握しつつある。成果の一部は日本建築学会大会にて発表するつもりである(一部は既に発表済み)。 4. 公共・民間を問わずに利用率の高い「建築工事標準詳細図(建設大臣官房官庁営繕部監修)」について、内容の変遷・経年変化を詳細にわたって調査し、床・壁・天井は総じて変化が少なく、屋根・建具は変化が激しいなどの傾向が把握できた(その成果の一部は日本建築学会にて発表済み)。引き継ぎ「標準詳細図」改訂の根拠となると思われる「建築工事共通仕様書(建設大臣官房官庁営繕部監修)」について、目次の体系的把握、各種工事についての内容の変遷・経年変化の詳細調査をすすめている。
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