研究課題/領域番号 |
09650711
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 国立科学博物館 |
研究代表者 |
清水 慶一 国立科学博物館, 理工学研究部, 室長 (20154289)
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研究分担者 |
久保田 稔男 国立科学博物館, 理工学研究部, 研究官 (40280523)
佐々木 勝浩 国立科学博物館, 理工学研究部, 部長 (90089376)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 産業建造物 / 類型化 / 近代化遺産 / 産業遺産 / 登録制度 / 保存と活用 / エコミュージアム / レジスター制度 |
研究概要 |
我が国における産業遺産(建造物)の保存及び活用の方法について基礎的な研究を行った。特に、産業建造物は鉱山施設、工場、倉庫、橋梁とその種類や形態において多様であり、また、一般の歴史的建造物とは異なり、その活用を同時に行わねば保存が難しいという特徴を持っている。 本調査研究では、我が国の産業遺産(建造物)について(1)保存活用の対象となる産業建造物の調査 (2)鉱山施設・生産施設・運輸施設などの類型化 (3)諸外国の産業遺産の保存・活用事例との比較研究 (4)我が国の産業遺産の保存活用についての有効な方策の提案、という作業を行った。 今後,我が国でも地域活性化・特徴のある地域に向けての整備などに産業遺産が利用されるようになると予想される。本調査研究は欧米での様々な先進事例を分析することによって、これまで経験的に行われてきた我が国の産業遺産をより分析的に行えるようにしたところが、最大の成果である。
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