研究課題/領域番号 |
09650843
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応・分離工学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
須藤 雅夫 静岡大学, 工学部, 教授 (80154615)
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研究分担者 |
木村 元彦 静岡大学, 工学部, 講師 (20195382)
溝口 健作 静岡大学, 工学部, 教授 (60293601)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 荷電可変膜 / イオントフォレシス / ポリピロール / イオン交換膜 / 拡散透析 / 電気透析 / イオンゲート / ドーパント / 人工すい臓 / DDS / ゲル膜 / 荷電膜 / アミノ酸 |
研究概要 |
100mol・m-^3のピロールと100mol・m^<-3>のKCl.p-トルエンスルフォン酸ナトリウムまたはポリ(4-スチレンスルフォン酸)(PSS)ナトリウムの水溶液を調製し、ポテンショスタットにて(100A・m-^2等)で孔径0.2μmのNu-clepore膜上に金をスパッタした薄膜上にポリピロール膜を得た。重合電気量は、1×10^4C・m-^2等とした。膜をH形セルにセットし、NaCl濃淡水溶液での膜電位を測定した。またH形セルにそれぞれ100mol・m-^3のL-グルタミン酸(L-Glu)ナトリウムまたはアミノ酸水溶液、100mol・m-^3のNaCl水溶液を入れ、電気透析または拡散透析実験を行い、NaCl側に膜を透過したL-Gluの濃度を、ニンヒドリン法、高速液体クロマトグラフィにより測定した。荷電制御膜としての特性は、電気をオン・オフすることで、膜のドーピング状態が変化するので、膜の荷電状態が変化・制御できた。また、膜電位を操作することで、膜の荷電状態を連続的に変化させることが可能であった。しかし、ON-OFFによる完全な透過・非透過の制御性は良くなかった。また透過流束の高速化への改善が今後の課題である。
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