研究課題/領域番号 |
09650854
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・化学プロセス
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研究機関 | 室蘭工業大学 |
研究代表者 |
杉岡 正敏 室蘭工業大学, 工学部, 教授 (80001329)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | チオフェン / ベンゾチオフェン / 水素化分解(脱硫)特性 / 活性化チオフェン類 / メソポ-ラスシリカMCM-41 / 表面酸性 / シラノ-ル基 / スピルオ-バ-水素 / メソポーラスシリカ MCM-41 / シラノール基 / スピルオーバー水素 / ゼオライト / 架橋粘土化合物 |
研究概要 |
本研究では、地球環境改善のための高性能ゼオライト系脱硫触媒を開発・設計するために、ゼオライトおよびその関連物質に貴金属を担持した触媒を調製し、これらの触媒上での高沸点有機硫黄化合物であるチオフェンおよびベンゾチオフェンの水素化分解(脱硫)特性の解明とそれに基づく新規脱硫触媒の開発・研究を行った。 この結果、チオフェン系有機硫黄化合物は、ゼオライト、層間架橋粘土化合物およびメソポ-ラスシリ力に貴金属である白金(Pt)を担持した触媒上で高い水素化分解(脱硫)反応性を示すことが明らかとなった。 この原因は、これらチオフェン系有機硫黄化合物はゼオライトおよびその関連物質上の酸点と強く相互作用して活性化された状態になる。一方、水素は白金(Pt)上で活性化され、スピルオ-バ-水素を生成する。生成したスピルオ-バ-水素は酸点上で活性化されたチオフェン系有機硫黄化合物を攻撃するため、水素化分解(脱硫)反応が効率よく進行することが明らかとなった。
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