研究課題/領域番号 |
09660049
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
伊藤 操子 京都大学, 農学研究科, 教授 (40026381)
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研究分担者 |
伊藤 操子 京都大学, 農学研究科, 教授 (40026381)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1997年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 茎葉処理除草剤 / グリホサート / スルホニルウレア系除草剤 / ホルモン系除草剤 / 根茎 / 多年生雑草 / 萌芽阻害 / 雑草防除 / ヒルガオ科植物 / 除草剤作用機構 / 2,4-D / 地下茎 / 萌芽抑制 / グルホシネート / 芽の形態 / 生長点阻害 / スルホニルウレア / 除草剤 |
研究概要 |
アミノ酸合成阻害除草剤の特性としては、生長点に作用することから根茎およびクリーピングルートの芽からのシュートの再生を阻害することで、多年生雑草に有効である。本研究ではその機構について、芽の組織学的変化に焦点をあてて解明を試みた。 1.数種の雑草の根茎とクリーピングルートについて、その組織およびそれらの腋芽と根生不定芽の内部構造を観察し、種間、器官間の共通点と相違点を明確にした。根茎植物の中ではスギナが1節に数個の発達段階の異なる腋目を持っている点で特異的であった。 2.シンプラスと移行性が極めて高いアミノ酸合成阻害剤グリホサートとホルモン系除草剤2,4-Dの効果を、根茎をもつコヒルガオとクリーピングルートをもつセイヨウヒルガオで比較したところ、2,4-Dはどちらの種にも効果的であったが、セイヨウヒルガオはグリホサートに高い耐性を示した。このことは地下部への移行量の違いでは説明できず、地下部が茎組織で底芽をもつヒルガオと根組織で不定芽をもつセイヨウヒルガオとの組織形態学的違いによって生じた可能性が示唆された。 3.根茎断片への直接的な処理において、アミノ酸合成阻害剤グリホサートおよびスルホメトロンメチルとホルモン系除草剤トリクロピルは、いずれも腋芽の頂端分裂組織での細胞分裂阻害と細胞配列の以上を起こしたが、前者の2剤では根茎組織自体の壊死は伴わず萌芽のみが抑制されたのに対して、後者では根茎および芽の壊死によって萌芽が起こらなかった。
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