研究課題/領域番号 |
09670176
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 埼玉医科大学 (1999) 千葉大学 (1997-1998) |
研究代表者 |
田丸 淳一 埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (30188429)
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研究分担者 |
三方 淳男 千葉大学, 医学部, 教授 (40051289)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 悪性リンパ腫 / IgH / somatin mutation / transformation / 細胞周期関連蛋白 / PCR / Somatic mutation / 細胞周期関連 / IgH遺伝子 / somativc mutation / PCR法 / MALT / follicular colonization / 細胞同期関連蛋白 / p27 |
研究概要 |
B細胞性腫瘍の正常対応細胞を同定するために免疫グロブリン(Ig)遺伝子に生じる体細胞突然変異(somatic mutation;SM)の検索を行い、B-CLLやMCLはSMのないpre-germinal center(GC)B細胞、BurkittやMALTリンパ腫は低〜中等度のSMをともなうpost-GC memory B細胞、そしてFCLはongoing mutation/intraclonal diversity(ID)の存在よりGC B細胞であることを報告した。しかし、さらなる検索の結果ではB-CLlにはSMが検出される症例のあることやBurkittやMALTリンパ腫でもIDの存在する症例のあることが判明した。そして、B-CLLの正常対応細胞はheterogeneousであることを現在論文作成中。またBurkittやMALTリンパ腫に関しては、ともに反応性濾胞への腫瘍細胞の浸潤の見られる事に着目し、浸潤濾胞をミクロマニュプレーターで選択的に採取しIg遺伝子の検索を行った。MALTリンパ腫で見られるIDはこの濾胞への浸潤によることが判ったが、Burkittリンパ腫では浸潤とは無関係にIDが生じているという結果であった。 悪性リンパ腫の経過中に起こる形式変換に関して、MCLがびまん性大細胞型にftansformした症例に着目し、細胞周期に関連する様々な蛋白の発現について検討した結果、p27やp53の過剰発現が認められ、これら蛋白あるいは遺伝子の異常がtransformationに深く関わっている事を報告した。(1999,Leuk Lymphoma)。また、各種リンパ腫におけるこれら細胞周期蛋白の発現を検索したが、組織亜型間には相違は認められなかった。現在さらにデータの解析中である。
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