研究課題/領域番号 |
09670184
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
青笹 克之 (1998) 大阪大学, 医学部, 教授 (30115985)
大澤 政彦 (1997) 大阪大学, 医学部, 講師 (80213685)
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研究分担者 |
菅野 祐幸 大阪大学, 医学部, 助教授 (40252663)
青笹 克之 大阪大学, 医学部, 教授 (30115985)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1997年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | EBV / 鼻腔リンパ腫 / 膿胸関連リンパ腫 / CTL / EBNA 4 / EBNA4 / Poly morphic reticulosis / Epstein-Barr virus / Natural killer cell / Pathoepidemiological study / Denaturing grodient gell electrophoresis |
研究概要 |
本年度の研究は鼻腔リンパ腫(NL)および膿胸関連リンパ腫(PAL)を主な対象とした。NLについては(1)全国の50施設の協力を得てNLの発生の経時的変動を調べたところ、微減傾向を示した。韓国の延世大学では著しい減少傾向を示しており、その原因についての詳細な調査の必要性を示した。(2)NLの免疫学的性状に関しては従来より種々の意見があり、未定であった。免疫組織学、遺伝子再構成を用いたクローン性の検討を組み合わせることにより、本腫瘍はNK細胞性であることを確定した。PALは免疫不全のない患者に発生するにもかかわらず、CTLに認識される潜伏感染遺伝子(LMP-1,EBNA2)を発現している。従ってPAL細胞のCTLからの逸脱機構が問題となる。EBNA4のCTLエピトープ領域の核酸配列を6例のPAL例について末梢血およびPAL組織中のEBVゲノムについて比較したところ、5例において相違がみられた。このことはEBV感染Bリンパ球のうち、CTLの監視から逸脱するものの中からリンパ腫(PAL)が発生してくることを示唆している。
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