研究課題/領域番号 |
09670196
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
阿部 正文 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (00045783)
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研究分担者 |
星 サユリ 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (20285026)
小野 伸高 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (80233584)
中村 直哉 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (50227922)
橋本 優子 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (60305357)
田崎 和洋 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (70244382)
冨永 邦彦 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (20145626)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | アポトーシス / caspase / caspase cascade / ヒトBリンパ腫培養株 / ICEファミリープロティアーゼ / CPP32 / Yama / Apopainプロティアーゼ |
研究概要 |
最近研究代表者が樹立したヒトバーキット型リンパ腫培養株HBL-9は培養開始後36時間から著しいspontaneous apoptosisを起こす特異な培養株である。こぼHBL-9培養株のspontaneous apoptosisの分子機序を明らかにするため主としてWesten blot法を用いて検討した。 HBL-9細胞(培養時間0h、12h、24h、36h、48h)は、チトクロームC、Apaf-1、およびbcl-2ファミリーであるbcl-2、bcl-X_L、Bax、Badのいずれも発現していなかった。HBL-9細胞のaspoptosisでは(培養時間36h、48h)caspase-2、caspace-3、caspase-7、caspase-8、のcleaved productsは認められなかった。RAPP、lamin B、DFF45/ICADのcleaved productsが認められたが、lamin A のcleaved productsは認められなかった。caspase阻害剤であるZ-VAD-FMKおよびAsp-CH2-DCBはcapase-2、caspase-3、caspase-8、PARP、lamin Bのcleavageを完全に抑制した。 以上の結果から、HBL-9培養細部株におけるspontaneous apoptosisでは、(1)bcl-2ファミリー分子→チトクロームC→Apaf-1→caspase-9の経過をたどるcaspase活性機構は関与していない可能性が高いこと、(2)caspase-2、caspase-3、caspase-7、caspase-8等の複数のcaspasesの活性化が関与していること、(3)caspases活性化に基くPARP、laminB、CAD/ICADの関与がみられること等が明らかにされた。またリンパ球系腫瘍のapoptosisにcaspase-2の活性化が関与している興味ある結果が得られた。さらい、これらcaspaseの制御には上流に位置するcaspaseあるいは分子の存在が示唆された。
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