研究課題/領域番号 |
09670207
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
伊藤 金次 東邦大学, 医学部, 助教授 (40057758)
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研究分担者 |
星田 美奈子 東邦大学, 医学部, 助手 (90287532)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | OX40 / mRNA / CD134 / TNF / NGF / NFk-B |
研究概要 |
OX40(CD134)は最初ラットT細胞活性化マーカーとして同定された分子で、tumor necrosis receptor(TNF)/nerve growth factor receptor(NGF)ファミリーと相同性をもつことが判明した。OX40の機能はこれまでリンパ球を中心に議論されが我々は、認識があやふやであった一般組織の発現を分子レベルで解析し、さらに他のTNF/NGFファミリー、ことにCD30のデーターも検討しOX40の生物学的関わりを検討した。各細胞株のOX40のノーザンブッロトによる解析では、筋、肺、肝、神経、いずれの細胞株においても発現は見られなかった。リンパ球系細胞ではHUT102、MT-2などのHTLV-1感染細胞に発現した。TNF/NGFファミリーであるCD30ではHlV感染細胞においても発現をみているが、OX40ではHIV感染細胞では発現が見られなった。一方、HUVEC(血管内皮由来細胞)やTIG-2M(胎児筋由来)、TKS-1(カポジ肉腫白来)においてもOX46Lの発現をみた。TKS-1の発現はHHV-8の感染細胞や感染経路を考える上でも興味あることで、現在解析を進めている。ヒト胎児および成人組繊におけるOX40の発現は胎児においては心、胎盤、肺、脾に1.3kbのバンドとして認めている、この大きさのバンドはHUT102細胞でも同様な大きさであった、一方、心、骨格筋では2.4Kbにも認めこれらの組織でのvariant formを示唆された。心、骨格筋におけるOX40の存在は従来考えられてきたリンパ球活性化因子以外、これら組織での機能的役割を示唆された。
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