研究課題/領域番号 |
09670615
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
清水 英治 徳島大学, 医学部, 講師 (50187449)
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研究分担者 |
川西 雅士 徳島大学, 医学部, 助手 (90301316)
山本 晃義 徳島大学, 医学部・附属病院, 助手 (60284288)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 肺癌 / 癌遺伝子 / 癌抑制遺伝子 / p16 rb / 遺伝子治療 / 化学療法 / 癌性胸膜炎 / シスプラチン / p16 / RB / 抗癌剤感受性試験 / コロニー形成試験 |
研究概要 |
癌性胸膜炎患者7名より胸水を採取し、癌抑制遺伝子の発現状態を検討し、胸水中有核細胞を用いたコロニー形成試験で各種遺伝子の導入効果を検討した。男性5名、女性2名で、年齢の中央値は72歳であった。組織学的には腺癌6名、小細胞癌1名であった。有核細胞20万個当たりのコロニー形成数は0より120個で、7名中2名はコロニー形成がみられず、遺伝子治療の効果判定不能であった。pcDNAp16(p16cDNAの全長を含む)またはpRC/CMVRb(rb cDNAの全長を含む)をリポソームを用いて導入をした。 遺伝子導入2週後にコロニー数で判定すると評価可能5名中、p16では2名で、rbは1名でコロニー数の有意の減少がみられた。免疫組織染色でp16陽性やrb陽性とp16、rb遺伝子治療効果との間に相関性はみられなかった。抗癌剤との併用効果の検討では、シスプラチンとp16併用でコロニー数の減少において相乗効果がみとめられたが、5-FUやビンデシンとの併用では相乗効果はみられなかった。コロニー形成試験の結果、癌性胸膜炎に対する遺伝子化学療法はp16とシスプラチンの組合せが最も適切と考えられた。
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