研究課題/領域番号 |
09670940
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 国立国際医療センター(研究所) |
研究代表者 |
蓮尾 金博 国立国際医療センター, 研究所, 研究員 (40128070)
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研究分担者 |
三原 太 九州大学, 医学部, 助手 (80253615)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2000年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1999年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 神経血管圧迫症候群 / 顔面痙攣 / 経カテーテル治療 / MRI / 舌咽神経痛 |
研究概要 |
神経血管圧迫症候群において経皮的に血管内へ挿入したカテーテル並びにガイドワイヤーを神経圧迫の責任血管内へ誘導し、ガイドワイヤーを屈曲させることにより血管による圧迫を解除し、症状を消失させる方法、すなわち非外科的神経血管除圧術の開発とその臨床的有効性を確認する目的で研究を行った。基礎的並びに臨床的検討により神経血管圧迫症候群に対する非外科的除圧術の基本的技術としての神経血管圧迫の責任血管への経血管的アプローチ技術を確立した。同時に、本法の方法論の根拠としての本症における責任血管に対する機械的操作による圧迫解除の可能性が顔面痙攣並びに舌咽神経痛の臨床例において確認できた。しかしながら本法に使用する器材に関しては現時点では十分な性能の器材はなく、今後さらに器材の開発と改良が必要と考えられた。神経血管圧迫症候群としては片側顔面痙攣と三叉神経痛が代表的なものであるが、舌咽神経痛や本態性高血圧などの発症にも血管圧迫の関与の可能性が示されている。本研究により、すでにその病態が解明されている片側顔面痙撃とともに舌咽神経痛の患者においても血管圧迫がその原因たり得ることを証明できた。今回行った手技は、これまで報告されている片側顔面痙攣だけでなく、片側顔面痙攣以外の神経血管圧迫症候群おいても誘発テストとして活用する価値があることを示唆しており、この手技を用いることで神経血管圧迫症候群が疑われる疾患の病態解明が進むことも期待される。
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