研究課題/領域番号 |
09671028
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内分泌・代謝学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
細井 孝之 東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (40240709)
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研究分担者 |
星野 真二郎 東京大学, 医学部・附属病院, 医員
明渡 陽子 東京大学, 医学部附属病院, 医員
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 骨粗鬆症 / 遺伝子塑性 / 骨代謝 / エストロゲン受容体 / 副甲状腺ホルモン / アポクポプロテイン / ビタミンD受容体 / コラーゲン / 遺伝子多型性 / 骨量 / 骨祖鬆症 / エストロゲンレセプター / 分子生物学 |
研究概要 |
複数の遺伝的素因と環境因子との相互作用の中で発症する骨粗鬆症の病態を解明する作業において、遺伝的素因を分子生物学的に明らかにすることの意義は大きい。本研究では、骨粗鬆症の病態形成に関与する遺伝子群を遺伝子多型性を用いてスクリーニングし、病態との関連を解析を行うことによって骨粗鬆症の病態解析にアプローチした。 骨粗鬆症は、他の生活習慣病、つまり、高血圧、動脈硬化、糖尿病などと同様に、多因子性疾患の一つといえる。これらの疾患を予防し、発症したのちに適切な治療を行うためには、その病態を詳細に把握する必要がある。本研究は原因遺伝子を広い候補遺伝子群から、それらの多型性を用いてスクリーニングし、分子生物学的に病態の根本をさぐる点に意義をもつ。 我々はエストロゲン受容体が果たす骨代謝における重要性を鑑み、エストロゲン受容体遺伝子の多型性と閉経後女性の骨量との間に世界に先駆けて検討して有意な関連を見出し、発表した。さらに骨粗鬆症の多因子性をふまえた複数の候補遺伝子の多型性を用いての解析を大規模な集団について行い、成果をあげた。
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