研究課題/領域番号 |
09671148
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
成清 卓二 群馬大学, 医学部, 教授 (50010369)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 膜性腎症 / 尿細管抗原 / ハイマン腎炎 / 自己免疫疾患 / 実験腎炎 / 免疫複合体 |
研究概要 |
難治性成人ネフローゼ症候群の発症機序を解明する目的でその動物モデルであるラットハイマン腎炎の研究を我々は続けてきた. 我々が、物理化学的および免疫学的手法で分離し得た膜性腎症モデルの病因抗原は、分子量が120KDの現在まで報告された抗原の中ではもっとも小分子で、従って最も純化の進んだ抗原分子と考えられる. この抗原は約1100個のアミノ酸よりなるが、その部分的分析を行なった結果、Low density lipoprotein receptor蛋白と相同性が認められた.さらに、この1100個のアミノ酸配列の中で、腎炎を惹起するに必要最小限のペプチド鎖を決定すべく研究を進めた. すなわち、我々の分離した腎炎惹起抗原分子を任意に区分した各部位のcDNA鎖を作成し、それをベクターを用いて大腸菌に組み込んで該当する蛋白を産生させ、それらの蛋白の腎炎惹起性を鋭意検討中である.他方、in vitroの検索法として、どのリコンビナント蛋白が、腎炎発症ラットの血中に存在する自己抗腎抗体と反応するエピトープを有しているかを並行して検討しており、近い将来、目的とする蛋白を同定することが出来ると確信している. 上記のリコンビナント抗原が得られれば、そのDNAプローブを合成して、病因抗原の産生部位をin situ hybridization法により明確にしたいと考えている.さらに、リコンビナント抗原と、モノクローナル抗体を用いた血中病因抗原のELISA測定法を確立し、腎炎発症機序の解明を行ないたいと考えている.
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