研究課題/領域番号 |
09671190
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
海野 信也 東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (90193979)
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研究分担者 |
馬場 一憲 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (30181035)
仁科 秀則 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (70251270)
上妻 志郎 東京大学, 医学部・附属病院, 助教授 (10272569)
丸茂 元三 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (60282646)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 羊 / 胎仔 / 臍帯 / 血流 / 内分泌 / 循環 / プロスタグランジン / コルチゾール |
研究概要 |
1) 羊胎仔慢性実験に必要な諸設備を完備し、既存の装置に加えて、超音波トランジットタイム血流計、血圧、心拍、子宮内圧、子宮筋電の連続測定、記録が可能なdata吸収システムを構築し、順調に動作することを確認した。 2) 作成した羊胎仔慢性実験モデルにおいて反復臍帯圧迫実験を行い、胎仔血圧・心拍数及び子宮筋電の連続記録が可能であることを確認した。 3) 母体へのNO阻害剤の投与により、子宮収縮、胎仔循環系の変化が生じるかどうか、さらに臍帯圧迫に対する胎仔循環系の反応性にNO阻害剤母体投与が影響を与えるかどうかを検討した。 4) 胎児にとって基本的なストレス反応系である視床下部・下垂体・副腎系の制御及び発達を検討する予備的研究を行い、Biology of Reproduction、Developmental Brain Researchに発表した。 5) 本研究に不可欠な情報である羊胎仔循環系の胎齢の進行に伴う発達を詳細に記述するための予備研究を行い、その結果をAmerican Journal of Physiologyに発表した。 6) 本研究の予備実験の一つとして胎盤―臍帯循環が胎仔に及ぼす影響を検討する目的で臍帯動静脈A-V ECMOを用いたヤギ胎仔長期間子宮外保育実験を行ったが、胎仔のストレス反応性の発達を低体温負荷において検討し、Pediatric Researchに発表した。子宮外保育中の胎仔行動パターンを検討し、Biology of the Neonatesに発表した。 7) 胎児の循環系に対する負荷が臨床的にいかなる意味を持つかを知る目的で妊娠中の母体下大静脈の内径と妊娠予後の関係について検討した。
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