研究課題/領域番号 |
09671251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
福島 亮治 帝京大学, 医学部, 講師 (50228897)
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研究分担者 |
飯沼 久恵 帝京大学, 医学部, 助手 (30147102)
KOBAYASHI Satoshi Department of Surgery II Teikyo University School of Medicine, Assistant
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | Bacterial Translocation / 早期結腸栄養 / サイトカイン / 開腹術 / second attack / Bacterial translocation / 早期経腸栄養 / 完全静脈栄養 / 経腸栄養 |
研究概要 |
1)術後にsecond attackが起こった場合のサイトカイン反応、bacterial translocation(BT)について、second attackの時期や栄養投与経路の面から検討した。【方法】SDラット(n=57)を同一カロリー同窒素量の経静脈栄養(PN)群、経腸栄養(EN)群および傾向自由摂取(C)群の3群に分け、さらにsecond attackの時期でそれぞれを2群に振り分け、計6群で検討した。全腹部正中切開後、各栄養投与を開始し、second attackとして1POD(SA1群)または3POD(SA3群)に2mg/kgのザイモザンを腹腔内投与した。18時間後に5×10^8個のE.coliを胃内注入、その4時間後に血液、肝、腸管膜リンパ節(MLN)を摂取した。各臓器のBT、組織内のIL-6濃度を測定した。【結果】肝の細菌数はPN、EN、Cの順にSA1群では1308、751、20(CFU/gram) SA3群では7、2、13(CFU/gram)であり、肝組織中のIL-6はSA1群で2351、1751、505(μg/g)SA3群では609、421、139(μg/g)であった。MLNにおいても類似した傾向を示した。【考察】何れの栄養投与群でもsecond attackが術後早い時期に加わったほどBTやIL-6反応が高かったが、SA1群、SA3群内で比較すると経腸影響はこれらを抑制していた。すなわち術後second attackは、術後早期に与えられるほど、生体に対する影響が大きいことが示唆され、結腸栄養は、これらを軽減する。したがって特にsecond attackがより重篤な結果をもたらすであろう術後早期にこそ結腸栄養を行うことが特に意義深いものと考えられた 2)胃全摘術や食道亜全摘出術が施行された症例で、術後24時間の結腸栄養が可能であるかを臨床的に検討した。その結果、24持続投与300kcal/day、600kcal/dayと48時間毎に増量させる方法で大多数の症例で術後24時間以内の結腸栄養が可能であった。
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