研究課題/領域番号 |
09671258
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
秋葉 直志 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (10192907)
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研究分担者 |
朝倉 潤 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (80287193)
尾高 真 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (20233554)
塩谷 尚志 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (70226108)
高木 正道 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (70236199)
佐藤 修二 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (80205921)
栗原 英明 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (80225268)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 肺癌 / FHIT / 遺伝子 / FHITgene / 癌遺伝子 / FHIT gene |
研究概要 |
【目的】手術検体を用いてFHIT geneの解析を行い、臨床病期、予後との相関を検討しFHIT geneの肺癌発生に対する意味を検討する. 【方法】1.・肺癌手術時の腫瘍を液体窒素で凍結する.・検体からFast Track KitでPoly A mRNAを抽出する.・cDNA cycle Kitを用いてReverstranscriptase処理し、cDNAを抽出する.・FHIT geneに特異的なPCR primerでcDNAを鋳型としてPCRを行い、FHIT geneを増幅する. 2.・凍結標本からSOGENを用いてRNAを抽出する.・FHIT geneを増幅する.a.PCR産物を電気泳動し、エチジウムブロマイド染色し異常バンドを検出する.b.spricing errorを同定する. 3.異常の頻度と肺癌の臨床病期、予後、病理学的所見との関係を検討する. 【結果】1.方法1で肺癌手術時の腫瘍を液体窒素で凍結してPCRを行ったが、FHIT geneの異常は認めなかった.2.方法2で肺癌手術時の腫瘍を液体窒素で凍結してFHIT geneの増幅には成功した.異常バンドの検出はできなかった. 【考察】方法1ではPCRにてFHIT geneは増幅しなかった.検体採取方法(凍結、保存)に欠陥があり、RNAの破壊等がみられ、RNA収量が不足した事が原因と考える.方法2ではPCRにてFHIT geneは増幅しておりRNAの単離の方法は正しいと思われる. 異常バンドの検出ができなかったのは、実験上のエラー(検体中の正常組織と癌細胞のpopulationの問題、腫瘍組織中の正常遺伝子が優位に検出されている)の可能性もあり、肺癌にはFHIT geneが関与しないと判断するには今後の検討を要する.更に検体数を増やし検討を行う.
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