研究課題/領域番号 |
09671322
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 佐賀医科大学 |
研究代表者 |
宮崎 耕治 佐賀医科大学, 医学部, 教授 (30159173)
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研究分担者 |
北島 吉彦 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (30234256)
森 倫人 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (20264161)
北原 賢二 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (30264162)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | Epithclial Cells / Gallbladder cncer / Morphogenesis / E-cadherin / α-catenin / Collagen gel culnre / Proliferation / Differentiation / 胆嚢癌 / 形態調節 / 分化度 / extracellular matrix / 胆嚢癌株細胞 / 増殖因子 / 形態形成 / 接着因子 |
研究概要 |
癌細胞の増殖と形態はその分化度と密接に関連している。その調節機序を解明するべく、胆嚢癌をモデルに正常胆嚢上皮細胞と胆嚢癌株細胞を用いて、立体培養により増殖・形態調節因子を検討した。その結果、正常上皮細胞は細胞間接着機構の確立により極性を獲得し、正常の形態が形成されるが、細胞間接着の確立過程において種々の成長因子が様々なタイミングで働くことにより、その形態を変えうることが判明した。ゲル内培養下に異なった形態を示す4つの胆嚢癌株細胞の解析から正常に近い分化度の高い形態形成に最も重要な役割を演じている分子はE-cadherinであることを明らかにし、臨床例において、これら接着分子の発現を解析し、E-cadherinとαカテニンの発現は強く予後と相関することを見いだした。この成果は後述の2報のCell Tissue Res.と日本消化器外科学会雑誌に発表した。
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