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インドシアニングリーンを用いた食道静脈瘤の半導体レーザー治療

研究課題

研究課題/領域番号 09671339
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

鈴木 博昭  東京慈恵会医科大学, 内視鏡科, 教授 (70056696)

研究分担者 奥脇 秀一郎  東京慈恵会医科大学, 内視鏡科, 助手 (00233487)
池田 圭一  東京慈恵会医科大学, 内視鏡科, 助手 (70297365)
角谷 宏  東京慈恵会医科大学, 内視鏡科, 助手 (80256213)
増田 勝紀  東京慈恵会医科大学, 内視鏡科, 講師 (80199695)
日野 昌力  東京慈恵会医科大学, 内視鏡科, 助手 (10277072)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード食道静脈瘤 / 半導体レーザー / インドシアニングリーン(ICG) / (diode-laser)半導体レーザー / インドシアン2グリーン(ICG) / 内視鏡治療
研究概要

内視鏡的硬化療法および内視鏡的結紮術は,食道静脈瘤に対する第一選択の治療法となっている.しかし,その安全性と効果はまだ完全に達せられたわけではない.我々は,食道静脈瘤の新しい治療法として半導体レーザーを用いた内視鏡的治療法を考案した.本法は,インドシアニングリーン(ICG)を静脈瘤周囲の粘膜下層に注入した後,比較的低出力で半導体レーザーを照射する方法である.ICGは半導体レーザーの発振波長805nmに吸収のピークを有しているため,静脈瘤周囲組織におけるレーザー光吸収を増強する.イヌ食道を用いた実験では,表面欠損を生じることなく照射でき,急性期の組織像では粘膜下層の深部まで熱凝固が認められた.1ヶ月後には粘膜・粘膜下層は線維化で置き換わっていた.固有筋層には,明らかな変化は認められなかった.基礎検討に基づいて食道静脈瘤6例に対しEVLとの併用治療を試みたところ,全例短期間の治療で静脈瘤の完全消失が得られた.2例で狭窄が認められたが軽度であった.本法は,食道静脈瘤に対する簡便,安全かつ効果的な治療法として臨床応用可能と考えられた.

報告書

(3件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 日野 昌力: "食道静脈瘤に対するICG dye enhanced diode laser photosclerotherapy" Gastroenterological Endoscopy. 40・11. 1957-65 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] SHORYOKU HINO: "EXPERIMENTAL AND CLINICAL STUDIES OF ICG DYE ENHANCED DIODE LASER PHOTOSCLEROTHERAPY FOR ESOPHAGEAL VARICES" GASTROENTEROLOGICAL ENDOSCOPY. 40-11. 1957-1965 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 日野 昌力: "食道静脈瘤に対するICG dye enhanced diode laser photosclerotherapy" Gastroenterological Endoscopy. 40・11. 1957-1965 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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