研究課題/領域番号 |
09671416
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 朝日大学 (1998) 岐阜大学 (1997) |
研究代表者 |
安藤 隆 朝日大学, 歯学部, 教授 (90126722)
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研究分担者 |
出口 一樹 岐阜大学, 医学部, 講師 (60217445)
竹中 勝信 岐阜大学, 医学部, 助手 (00283292)
山田 実貴人 朝日大学, 歯学部, 助手 (40308672)
久保田 芳則 朝日大学, 歯学部, 講師 (60278207)
山川 弘保 岐阜大学, 医学部, 助手 (80291392)
中島 茂 岐阜大学, 医学部, 助教授 (60188935)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 脳虚血 / 低酸素 / r-gsp / セリンプロテアーゼ / tPA / グリア細胞 / 分化 / 脳修復 / 虚血 / プロテアーゼ / PLD / 分化誘導 / グリア / C6 / 海馬 / mRNA |
研究概要 |
虚血脳修復過程における分子生物学的手法を用いた解析により、主に蛋白質分解酵素、セリンプロテアーゼの遺伝子レベルでの変化につき実験を行った。培養細胞に低酸素負荷を加え、tissue plasminogen activator(tPA)の変化、我々がクローニングした新規r-gspのmRNAは低酸素後に増加傾向を示し、ラット中大脳動脈領域梗塞モデルを用いて、虚血側および非虚血側の梗塞部とペネンブラ部、海馬を取り出し、mRNAのr-gspおよびtPAの変化をRT-PCR法にて解析した。その結果、虚血側と非虚血側の梗塞周辺部でtPAのmRNA増加を観察し、この変化は数日間継続した。またグリア細胞の分化が誘導される時に上昇するr-gspのmRNAは虚血側において上昇する傾向を示した。以上の結果より脳虚血後の変化として従来より指摘されていたプロテアーゼの変化に加え、細胞の再構築に関わる遺伝子群がこの病態の修復過程に関与している可能性が推察されたため、さらに詳細な検討を進めている。
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