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吸入麻酔薬セボフルランとその類自体の代謝動態と毒性発現のメカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 09671538
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関筑波大学

研究代表者

猪股 伸一  筑波大学, 臨床医学系, 講師 (10282352)

研究分担者 田中 栄之介 (田中 栄之助)  筑波大学, 社会医学系, 講師 (30138416)
石川 詔雄  筑波大学, 臨床医学系, 助教授 (50134226)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード薬物代謝 / 薬物相互作用 / P450 / 吸入麻酔薬 / セボフルラン / フッ素 / CYP2E1 / ミクロソーム / チトクロームP450 / 無機フッ素 / 代謝 / 毒性 / セルボフルラン
研究概要

1.ラットの肝よリミクロソーム蛋白を超遠心下に抽出し、Lowry法を用いて肝ミクロソームの蛋白定量と、分光光度計を用いてチトクロームP450含有量を測定した。
2.吸入麻酔薬セボフルランおよび麻酔用薬剤(各種麻酔前投薬・静脈麻酔薬および筋弛緩薬)を基質として、in vitroにおける肝ミクロソームを用いた反応系を確立した。
3.上記の反応系によってセボフルランより発生する毒性を有する代謝産物である無機フッ素の測定系を確立した。
4.上記の反応系を応用し、各種の薬物相互作用を観察できる実験系・測定系を確立した。ラット肝ミクロソームに換えて、選択性の高いヒト・ミクロソームP450分子種を使用し、我々が確立した上記の実験系を応用し、セボフルランの有害代謝産物・無機フッ素を測定した。
本研究の実験・測定系により、吸入麻酔薬セボフルランの代謝が、麻酔中に使用される多々の薬剤(各種麻酔前投薬・静脈麻酔薬および筋弛緩薬)のいずれによって抑制できるか、初めて発見できた。吸入麻酔薬セボフルランの代謝は、ヒ卜・ミクロソームP450分子種の2El分画で行われ、毒性を有する代謝産物・無機フッ素の生成は、筋弛緩薬臭化ヴェクロニウムを同時に使用することで、最大60%減少できることが判明した。

報告書

(3件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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