研究課題/領域番号 |
09671604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 獨協医科大学 (1998-1999) 千葉大学 (1997) |
研究代表者 |
安田 耕作 獨協医科大学, 医学部, 教授 (70009710)
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研究分担者 |
山西 友典 千葉大学, 医学部, 講師 (90220425)
矢野 雅隆 獨協医科大学, 医学部, 助手 (30281299)
北原 聡史 獨協医科大学, 医学部, 助教授 (10186257)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 前立腺症状スコア / 尿流測定 / pressure / flow study / 前立腺容積 / 下部尿路症状 / 前立腺肥大症 / 症状スコアの作成 / 尿流動態検査 / 尿道機能 / IPSS / DANISHPSS-1 / 前立腺肥大症の症状 / 膀胱頸部圧 / 排尿筋内括約筋協調不全 |
研究概要 |
昨年度作成した独自の前立腺肥大症スコア(SPSS)を前立腺肥大症患者30例に使用しIPSSとの相違を検討した。即ち年齢、エコー診断による前立腺容積、uroflowmetry, pressure/flow study, A-GノモグラムSchaeferノモグラムの閉塞パラメータや残尿量との相関を検討した。 uroflowmetryのQmaxとQaveはSPSSと有意の相関を示したが、IPSSとの相関はなかった。SPSSの方が尿流動態即ち他覚所見を反映することが確認された。 SPSSもIPSSもA-Gノモグラム及びSchaeferノモグラムの閉塞パラメータと相関がなかった。またtotal prostate vokume及びadenoma volumeとも相関がなかった。しかし、A-Gノモグラムはtotal prostate volumeとSchaeferノモグラムはtotal prostate volumeと相関を示した。 前立腺が肥大して下部尿路を閉塞することはA-Gノモグラム及びSchaeferノモグラムの閉塞パラメータと相関することでわかりやすいが、SPSSがuroflowmentaryとのみ相関があったにもかかわらず閉塞パラメータとの相関がなかったことから今後も検討が必要である。
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