研究課題/領域番号 |
09671667
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 富山医科薬科大学 |
研究代表者 |
藤村 正樹 富山医科薬科大学, 附属病院, 講師 (80242501)
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研究分担者 |
齋藤 滋 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (30175351)
津田 博 富山医科薬科大学, 附属病院, 助手 (80293314)
日高 隆雄 富山医科薬科大学, 附属病院, 助手 (70283083)
山川 義寛 富山医科薬科大学, 医学部, 講師 (90191212)
泉 陸一 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (30010177)
伏木 弘 富山医科薬科大学, 医学部, 講師 (70173375)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 卵巣明細胞腺癌 / 薬剤耐性卵巣癌 / Growth Factor / EGF-R / HER2 / neu / モノクロナール抗体 / ZD1839 / HERCEPTIN / 明細胞腺癌 / 卵巣癌 / チロシンキナーゼ / サイトカイン / Clear cell adenocarcinoma / Ovarian cancer / Tyrosin Kinase / Cytokine / 薬剤耐性 / ステロイドホルモンレセプター / HRT |
研究概要 |
(1)卵巣明細胞腺癌培養細胞株を用いた検討において、抗癌剤の基軸薬剤はCPT-11であることが判明した。また、温熱、Glycerolなどの増感法によって培養細胞株はその増殖を抑制されたが、いずれもその増感条件の維持は臨床的に非常に困難であると考えられた。 (2)卵巣明細胞腺癌は、ERαからの増殖制御は受けていないが、その下流に位置すると考えられるEGF, TGF-αとEGF-Rを介する増殖刺激系、さらに同様にHER2/neuを介する増殖刺激系によってその増殖、転移が制御されていることが明かとなった。 (3)この二つの刺激伝達を遮断する薬剤(ZD1839,Herceptin)は、極めて有効に卵巣明細胞腺癌培養細胞の増殖をin vitro, in vivoにて抑制し,臨床応用が可能な薬剤であることが示された。 以上より、これらの薬剤を用いた新たな卵巣明細胞腺癌の治療戦略の可能性が示された。
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