研究課題/領域番号 |
09671724
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
西田 敬 (1998-2000) 久留米大学, 医学部, 教授 (70140712)
片岡 明生 (1997) 久留米大学, 医学部, 助手 (40194758)
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研究分担者 |
駒井 幹 久留米大学, 医学部, 助手 (40215380)
牛嶋 公生 久留米大学, 医学部, 講師 (20185002)
杉山 徹 久留米大学, 医学部, 助教授 (40162903)
西田 敬 久留米大学, 医学部, 助教授 (70140712)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | ovarian cancer / MAGE-4 / SART-1 / ART-4 / DMBA / rat p53 / Cytotoxic T lymphocyte / immunotherapy / experimental model / mullerian form / 卵巣癌 / 抑制癌遺伝子 / p53 / MAGE遺伝子 / 化学発癌 / 腫瘍マーカー |
研究概要 |
1.卵巣癌における癌退縮抗原関連蛋白、血中MAGE-4,SART-1,ART-4の発現とその臨床的意義の検討 MAGE遺伝子familyのうちMAGE-4遺伝子と関係が深いのが、MAGE-4蛋白である。卵巣癌患者62症例の検討では21%に発現がみられた。特異的なCTLにより認識される癌退縮抗原関連蛋白が発見されて以来、癌ワクチン療法が芽生えつつあるが、MAGE関連蛋白は主として、日本人には比較的稀なタイプであるHLA-A1に拘束されるCTLで認識されるためワクチン療法への応用には限界が感じられる。しかし、扁平上皮癌組織や腺癌組織から得られたSART-1やART-4などの癌退縮抗原関連蛋白は、それぞれ子宮頚部扁平上皮癌の54%、卵巣癌の60%以上に発現が認められる。これらは、共に日本人の60%に発現するHLA-A24に拘束される腫瘍特異的なCTLを誘導するため免疫療法として期待される。 2.癌ワクチン療法の実際的な検討 これを踏まえて、HLA-A24,HLA-A2に拘束される抗原ペプチド30種類により、婦人科癌患者リンパ球のスクリーニングを行い、ペプチド特異的CTL前駆体の存在をみた症例に対するワクチン療法を学内IRBの承認のもとに計画した。現在、子宮頚癌3例と体癌、卵巣癌の各1例に対して始めており、ペプチド特異的CTL前駆体の存在の変化を検討している。 3.ラット卵巣癌組織におけるp53発現性の検討 DMBA誘発卵巣癌組織24例につき酵母アッセイ法にてp53の発現を検討した。19例(79%)に腺癌が認められたが、そのうち8例(42%)では60%以上の高いp53含有が認められた。
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