研究課題/領域番号 |
09671903
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
東城 庸介 北海道医療大学, 歯学部, 助教授 (90111731)
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研究分担者 |
根津 顕弘 北海道医療大学, 歯学部, 助手 (00305913)
谷村 明彦 北海道医療大学, 歯学部, 講師 (70217149)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 耳下腺細胞 / 腺房細胞 / 細胞内カルシウムイオン / カルシウムシグナル / イノツトール1, 4, 5-ミリン酸 / 細胞内カルシウムストア / カルシウムイメージング / Ca^<2+>ウェーブ / イノシトール1,4,5-三リン酸 / イソプロテレノール / β受容体 / イメージング / カルシウムウェーブ / リアノジン受容体 |
研究概要 |
1. ムスカリン受容体刺激によって惹起される細胞内Ca^<2+>ウエーブのイメージング。Ca^<2+>蛍光指示薬Fura-2を取り込ませた腺房細胞をカルバコール(CCh)で刺激したところ[Ca^<2+>]_1の上昇は腺腔の近傍で始まりCa^<2+>ウェーブとして速やかに細胞全体に広がった。 2. caged IP_3の光分解によって惹起される膜透過性細胞のCa^<2+>ウエーブ。サポニン処理した腺房細胞を膜結合性蛍光色素(Calcium Green C_<18>)でラベルし、caged IP_3の光分解によって惹起されるCa^<2+>動員のパターンをモニターした。IP_3の解離は腺腔膜の近傍からから広がるCa^<2+>ウエーブ様の反応を起こした。 3. 膜透過性細胞における細胞内ストアからのCa^<2+>放出のイメージング。細胞内ストアからのCa^<2+>放出をMag-fura-2およびCalcium Green C_<18>を用いてモニターした。IP_3は速やかなCa^<2+>放出を起こしたが、cyclic ADP-ribose,カフェイン、リアノジンはCa^<2+>放出を刺激しなかった。 4. 細胞内Ca^<2+>分布に対するイソプロテレノール(ISO)の効果。アミラーゼの最大分泌を起こす1μM ISOは細胞内Ca^<2+>分布に全く影響を与えなかった。 5. 細胞内Cl^-濃度に対するCChの効果。CChは細胞内Cl^-濃度の速やかな低下を起こした。この反応は[Ca^<2+>]_1の上昇とよく相関していた。
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