• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

口腔インプラントの予後推定および予後評価のための画像検査法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 09671938
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 病態科学系歯学(含放射線系歯学)
研究機関愛知学院大学

研究代表者

有地 榮一郎 (有地 栄一郎)  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (00150459)

研究分担者 岡野 恒一  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (30097555)
内藤 宗孝  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (20167539)
外山 正彦  Aichi-Gakuin University, School of Dentistry, Department of Oral and Maxillofacial Radiology, Assistant Professor (60231453)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード口腔インプラント / コンピュータX線断層法 / 断層撮影
研究概要

1.口腔インプラントの予後推定のための画像検査法の確立
口腔インプラントの予後推定のための画像検査法としてCTを応用し,それから得られる再構築CT画像では,歯槽部の状態を正確に把握することが可能である.この再構築CT画像における歯槽骨形態の計測方法を確立し,予後推定のための因子を検討することである.
83患者(男性34例,女性49例)のCT像を検討した.
次のような結果が得られた.
再構築CT画像における欠損部歯槽骨の計測方法を確立した.欠損部歯槽骨の傾斜角度は中切歯部と側切歯部ではほぼ同値を示し,犬歯部では大きい値を示した.歯槽部の骨幅ついて,上下的な骨幅および唇舌的骨幅は中切歯部で大きな値を示した.欠損部歯槽骨の傾斜角度や上下的骨幅および唇舌的骨幅が口腔インプラントの予後推定の因子となりうることがわかった.
2.口腔インプラントの予後評価のための画像検査法の確立
インプラント埋入後において,インプラントの診断にパノラマX線装置による断層撮影の有用性を検討した.
合成15本のインプラントに対して通常のパノラマX線撮影とインプラント部位の横断断層X線撮影を行った.それぞれのX線写真において骨変化を評価した.また横断断層写真で隣接したインプラントの障害像を観察した.次のような結果が得られた.
パノラマX線写真で骨変化がみられたインプラントは15本中7本であった.それらは横断断層X線写真において頬舌的に診断し得た.さらに2本のインプラントが横断断層X線写真のみで骨変化がみられた.隣接したインプラントの障害像が15本のインプラントの部位中12部位で目的のインプラントに重積したが,診断に影響はなかった.口腔インプラントの予後評価のための画像診断にパノラマX線装置を用いた断層撮影は有用であることがわかった.

報告書

(4件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (14件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (14件)

  • [文献書誌] 有地榮一郎,内藤宗孝 他: "デンタルCTを用いた欠損部歯槽骨形態の計測"口腔科学会雑誌. 47. (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 有地榮一郎,内藤宗孝 他: "パノラマ装置によるインプラント断層撮影法の改良 その1 A23000特殊断層プログラムとその精度"歯科放射線.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 有地榮一郎,内藤宗孝 他: "パノラマ装置によるインプラント断層撮影法の改良 その2 断層面の撮影装置間差異とA23000特殊断層プログラムの使用"歯科放射線.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 有地榮一郎,内藤宗孝 他: "パノラマ装置によるインプラント断層撮影の改良"日本口腔科学会雑誌. 48. 655 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 有地榮一郎,内藤宗孝 他: "パノラマ装置を用いたインプラント断層撮影法の改良"日本口腔インプラント学会誌. 12(印刷中). (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 有地榮一郎,内藤宗孝 他: "CT再構築画像を用いた上顎歯槽突起部の骨形態計測"日本口腔インプラント学会誌. 12. 246-254 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ariji,E. and Naitoh,M.et al: "Measurement of edentulous alveolar process of the Maxilla by reformatted CT images"J.Jpn.Soc.Oral Implant. 12. 246-254 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ariji,E. and Naitoh,M.et al: "Improvement of tomography using panoramic X-ray unit for dental implants treatment"J.Jpn Stomatol.Soc.. 48. 655 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 有地榮一郎,内藤宗孝 他: "パノラマ装置によるインプラント断層撮影の改良"日本口腔科学会雑誌. 48. 655 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 有地榮一郎,内藤宗孝 他: "パノラマ装置を用いたインプラント断層撮影法の改良"日本口腔インプラント学会誌. 12(印刷中). (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 有地榮一郎,内藤宗孝 他: "CT再構築画像を用いた上顎歯槽突起部の骨形態計測"日本口腔インプラント学会誌. 12. 246-254 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 内藤宗孝,有地榮一郎他: "デンタルCTを用いた欠損部歯槽骨形態の計測" 日本口腔科学会雑誌. 47・5. (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 内藤宗孝,有地榮一郎他: "パノラマ装置によるインプラント断層撮影法の改良 その1.AZ3000特殊断層プログラムとその精度" 歯科放射線.

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 内藤宗孝,有地榮一郎他: "パノラマ装置によるインプラント断層撮影法の改良 その2.断層面の撮影装置間差異とAZ3000特殊断層プログラムの使用" 歯科放射線.

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi