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歯周病細菌特異的なナイーブT細胞の抗原認識

研究課題

研究課題/領域番号 09671978
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 保存治療系歯学
研究機関福岡医療短期大学

研究代表者

藤村 哲之  福岡医療短期大学, 歯科衛生学科, 助教授 (70269033)

研究分担者 永井 淳  福岡歯科大学, 歯学部, 助教授 (70252989)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードナイーブT細胞 / メモリーT細胞 / T細胞活性化 / P.gingivalis / ゲノムDNA / 歯周病関連細菌 / 抗原認識 / 抑制性T細胞
研究概要

目的 歯周炎局所でのT細胞の挙動を試験管内で再現する実験培養系を用いると,P.gingivalis菌体とともに培養した末梢血T細胞は,ナイーブタイプのものからメモリータイプのものへと表現形質をかえる。この応答は,抗HLA-DR抗体で抑制されるので,P.gingivalis菌体成分の抗原認識によってT細胞の活性化が起こっていることを示している。そこで,この抗原が何かであるかについての検索を行うことを本研究の目的である。
方法 P.gingivalis FDC381菌体を,SDS-PAGE力ラムによって分子量で分画した画分を用い,HLA遺伝子型のあきらかな健常者由来の末梢血単核球を活性化し,その増殖応答をBrdU取り込み量によって測定した。本年度は,分画成分に混入した細菌ゲノムDNAの影響を評価するため,P.gingivalis菌体からphenol-chloroform抽出を行って得た精製ゲノムDNAに対する末梢血単核球の増殖活性を検討し,あわせてその際のTNF-alphaおよびIL-6産生量を測定した。
結果および考察 末梢血単核球は,精製ゲノムDNAに対しては,弱い増殖活性しか示さなかった。また,調べた限りのサイトカイン誘導能も弱かった。このことから,T細胞活性化に関わるP.gingivalis菌体成分は,タンパク由来のもの,およびゲノムDNA以外の非タンパク成分であると考察された。

報告書

(3件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 宇都宮 和寿 他: "ナイーブT細胞によるP.gingivalias菌体成分の抗原認識" 福岡歯大誌. 25・1(印刷中). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 福泉 憲治 他: "ナイーブT細胞によるP.gingivalis FDC381株菌体成分の抗原認識" 日歯保誌. 41・春季(印刷中). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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