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オゾンの殺菌力と脱臭力を利用した在宅高齢者の義歯の衛生管理

研究課題

研究課題/領域番号 09672025
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関愛知学院大学

研究代表者

村上 弘  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (50182100)

研究分担者 佐久間 重光  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (80271386)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードオゾン / 殺菌 / 脱臭 / 在宅 / 高齢者 / 義歯 / 衛生管理 / カンジダ
研究概要

本研究の目的はオゾンの殺菌力と脱臭力を利用して,在宅高齢者の義歯の衛生管理を行い得る可能性を検討することにある.殺菌力についてはデンチャープラークの主たる構成菌であるCandida albicans(C.albicans)に対する効果を、脱臭については官能法を用いて検討した.平成9年度はC.albicansに対する殺菌力を検討するための実験装置の組立を行った.オゾン発生器に高電圧装置、エアーポンプを装着し、シリコーンチューブを介して、発泡装置を水槽中に設置した.原料である空気はエアーポンプによりオゾン発生器中に送り出される.オゾン発生器中で、高電圧放電によりオゾン化された空気は発泡装置より水槽中に供給される.発生したオゾン濃度と電圧との関係をオゾン濃度計を使用して確認した.この実験装置を使用して、C.albicansに対する殺菌効力試験を行った.オゾン濃度は3段階に設定した.その結果,菌数が10^3CFU/mlから10^1CFU/ml程度になる時間はオゾン濃度23ppmでは,25分,41ppmでは20分,49ppmでは15分であった.
平成10年度は不快な義歯臭に対するオゾンの脱臭力を検討した.その結果,すべての被験例で10分以内に義歯臭は消失した.
以上を総括すると,オゾンによる義歯の洗浄法は在宅高齢者の義歯の衛生管理に適正な方法であることが示された.

報告書

(3件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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