研究課題/領域番号 |
09672097
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児・社会系歯学
|
研究機関 | 国立感染症研究所 (2000) 新潟大学 (1997-1999) |
研究代表者 |
安藤 雄一 国立感染症研究所, 口腔科学部, 室長 (80168046)
|
研究分担者 |
葭原 明弘 新潟大学, 歯学部附属病院, 助手 (50201033)
矢野 正敏 (矢野 正敬) 新潟大学, 歯学部, 助手 (30200562)
|
研究期間 (年度) |
1997 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
|
キーワード | 歯の喪失 / リスク要因 / 縦断調査 / 地域住民 / 現在歯数 / 歯の喪失リスク / う蝕 / 歯周病 / 後ろ向きコホート調査 / 歯の動揺 / 成人 / コホート調査 / ベースライン調査 / ロジスティック回帰分析 |
研究概要 |
本調査は、地域に在住する成人における歯の喪失の発生率とリスク要因について評価することを目的としている。調査対象は新潟県I町におる成人歯科健診受診者で、分析対象はベースライン調査(1997年)を受診した有歯顎者724名のうち、3年後に行われた追跡調査を受診した269(男性128、女性141)名である。ベースライン時の平均年齢は60.6歳(SD=12.8)であった。歯の喪失の有無に関して、個人単位および歯単位で分析し、ベースライン時における口腔診査と質問紙調査との関連についてロジスティック回帰分析を行った。 調査期間中に喪失した歯はベースライン時に口腔内に存在していた歯の4.9%で、喪失が認められた対象者は48%、一人平均年間喪失歯数は0.33本であった。 歯の喪失リスクに関するロジスティック回帰分析の結果、個人単位の分析では、現在歯数が10〜27歯・未処置う蝕を保有・口腔の自覚症状がある・過去1年以内に歯科医院を受診・歯間清掃具を使用していない人たちは、歯を喪失しやすいことが示された。一方、歯単位の分析では、智歯、未処置歯、クラウン(単冠)装着歯、ブリッジ支台歯、動揺歯が喪失しやすいことが確認された。
|